2021-01-01から1年間の記事一覧
[第一部]Opening I追憶のギリシャBOLERO 2020[第二部]The 80’s GhostsOpening II すみません、小林十市さんについては映画『スイートリトルライズ』しか見ておらず、あとTwitterでたまに流れてくるのが面白いな〜くらいでした。一応大昔にダンス関連の仕…
東京芸術祭2021のプログラムのひとつ。本来は西口公園のグローバルリングにて公開公演だったそうだが、感染症対策のためにプレイハウスへ変更。そのため指定席にする都合上か500円のチケット代。 チケット確認もあるし、屋内なのでいつもと同じ観劇と変わら…
難解な福田恒存訳であえて上演すること、この時代にオールフィメールキャストでやるということ、この二点はかなりチャレンジだったと思う。特にジェンダー表現は今という時代にどう表現するか否が応でも注目される。その上で一人称をそのまま「俺」で通すと…
スズカツ(suzukatz.)こと鈴木勝秀さん演出の夏夢。 鈴木さんの演出はお友達の影響もあり、一時期よく見に行ってたのですが、こちらも久しぶり。円とは4回目のタッグということで、フリーの立場を貫く鈴木さんとしては相性が良いのでしょうか。そして意外に…
久しぶりのこまつ座観劇でした。 一時期北村有起哉さんが出演されてたのもあり、よく見に行ってたのですが、井上さんが亡くなってから新作がないというのもあり足が遠のき。今回行ってみようと思ったのは、昨年のステイホーム中に夫が『相棒』を一気見してす…
作品は作家のものなのか、観客のものなのか、演出家のものか、俳優のものか。朝日新聞の劇評を読んだが、おそらく蜷川版との比較ではあろうが「没入感がない、心中にいたる説得力がない」という辛辣なものであった。 劇評だけではなく、ちらほらと劇場でもニ…
6月にアーカイブ配信で見たのですが、いまだに忘れたくても忘れられない忘れたくない作品となってしまいました。 あまりのインパクトに、劇場で見たかったような、いやしかしこの衝撃は配信くらいでちょうどよかったかも。でもまた再演あったら絶対劇場にい…
演劇という物語ありきのエンタメにおいて「物語なき」というフレーズをあえてタイトルに持ってくる不敵さへのシンプルな興味と、キャストに惹かれて。 三浦大輔作品は映像は『愛の渦』を見た。キャストの確かさと、俗っぽいエロスのえげつなさとプリミティブ…
次世代演劇の若手3団体がショーケース方式での競演。 芸劇eyes番外編のvol.3、今回は副題に“弱さを肯定する社会へ、演劇からの応答“とある。「弱いい派」というネーミングと、初夏に見たウンゲツィーファの芝居が気になってチケットを取ってみた。 そもそも…
岡田利規 作・演出 本来ならば、2020年に6月に上演されていた演目。コロナ禍で中止となり、リモートで制作し映像として発表されている(こちらは未見)。満を持しての劇場での上演である。 ちなみに観劇したのは2021年6月、コロナ禍開催が物議を醸しまくって…
作・演出 タニノクロウ 神奈川芸術劇場プロデュース。長塚圭史芸術監督がいよいよ本格始動したKAAT。 野毛の飲食店街が舞台である、安藤玉恵さんが出演というチラシ情報で気にはなっていて、友人のおすすめもあり。 インスタライブでタニノさんと長塚さんの…
“持ち運び式演劇プロジェクト”と不思議な惹句。 ウンゲツィーファについては2019年頃、TLで目にして気になっていた。「江古田近辺の民家の中で行われる演劇。役者はそこに住む人として演じ、客は間近でそれを見る」という上演形態。観客は透明人間のような感…
ネタバレありです。 初っ端「誰もいない森で木が倒れたら音はするのか」のモノローグ。 これは伊坂幸太郎の小説にも出てきたような(出典忘れた)。シュレーディンガーの猫のような物理の話が哲学的に用いられる。 今作では声や音がキーになるので、このフレ…
彩の国シェイクスピアシリーズ公演37作目、全作品公演の最終作品です。 近年チケットが平日だろうと取りにくいプロダクションで、今回ばかりは逃したくないと思い、お友達に優先で取っていただきました。ほんとにほんとにありがとうございます。 そのお陰も…
しばし昨年色々あり、ブログお休みしてましたが、2020年見たものなど少しずつ補遺していきたい。 久しぶりの本多劇場。はて前回いつだったか、と考えたら2019年末の『神の子』以来。同じ赤堀雅秋作品。今回三宅弘城さんが目当てだったのだが、三宅さんも2019…