2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ひっさびさのジム・ジャームッシュ。相変わらずのなんとも不思議な流れに身をまかせ、楽しいんだかなんだか分からない話。 ドン・ジョンストンは独身の老プレイボーイ。若い恋人は、いつまでも煮え切らない彼に愛想を尽かし出て行く。そんな時に投げ込まれた…
カミーユ・クローデル。この名前を知ったのはいつだったろう。20歳になったばかりの頃、オルセー美術館で、小さな女性の頭像を見た。白く、両手に包み込んでしまえそうなそれは、目を閉じて微かに息をしているかのように静かにそこにいた。「瞑想(パンセ)」…
パフィー吉村由美 大森南朋と同棲中えーと、美術館に行ったとか、カレーを食ったとか、芝居を見たとか、日記書かないといけないなーと思ってたら、もっすごいニュースを朝っぱらみてしまったよー。 ファンとしてはショックを受けるとこなんだろうけど、なん…
弁護士に連れられ、青年が友人とともにある屋敷を訪れる。屋敷の主は青年の父親。両親の離婚で、ずいぶんと会っていない。そして父親はもう死んでいる。弁護士に、遺産として残された屋敷を案内される青年。ひとりでいると、父親の幽霊が現れる。 まず、思っ…
日本ではなく、遠くはなれたフランスでその才能を開花させたフジタ。日本で名前を知っている人も実は多くはないかもしれない。私も、大学時代に友人に教えてもらうまで、聞いたこともなかった。 カンバスの色をできるだけ生かした、独特のクリーム色の肌。細…
愛がなくても喰ってゆけます。作者: よしながふみ出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2005/04/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 164回この商品を含むブログ (499件) を見る kai嬢にいただいた一冊。ただのグルメエッセイとあなどるなか…
GW休暇最終日。勤め先はメーカーということもあり、休暇が長いのです。平日だしせっかくだし、ということで遠出。前日の天気予報では晴れだったのに、朝から霧雨。そして晴れる気配なし。よしづみのばか〜! とぶつぶちいいながら、まずは腹ごしらえ。以前か…
マリー・アントワネット生誕250周年記念ということらしいです。副題が「華麗なるハプスブルク家母と娘の物語」だそうで、なんとも壮大な感じですが、実際はやはりデパートの展覧会てな感じで。あんまり面白いとはいいがたいですが、見やすいかな。 仏文科卒の…
GW真っ只中。お天気もたいへんよろしい上野にて、映画鑑賞。 久々の上野公園、あー緑がまぶしー。一角座はけっこう離れたとこにあるのですが、そこまでの道のりが、お散歩コースになっていいかも。 一角座はもっとプレハブなペコペコな感じを想像してたので…
渋谷に移動し、MIOちゃんと合流。カレー研究所で夕食。カレーは普通、マイルドな感じ。デザートのチョコケーキが温かく、ココナッツアイスがからんで美味しかった。 レイトショーで「予感」を鑑賞。ohanaのPVを映画にしたというもの。監督・脚本が廣木さんと…
久々のさいたま、蜷川シェイクスピア。 今回は、まさに血で血を洗う復讐の連鎖。最初から最後まで人が死にまくります。殺されまくり、血がどばーっと、色んな意味でアイタタなジェットコースター芝居。 始まり方が面白い。ロビーには衣装や甲冑、小道具が置…
遅めのランチをしに近江町市場へ。もうすぐ二時だというのに、どこのお食事どころも列ができている。お目当ての「近江町食堂」もちょっとした混雑。無難に刺身定食を頼んだのだけど、いやはやまたまたお刺身が美味しい。お米も一番美味しかったかも。そして…
旅行3日目。あいにくの雨模様。 ホテルで朝食の和定食を食べた後、午前中は部屋で片付け&休憩。さすがに二日間動き回ったので、疲れました。旅行もあっという間に最終日。 最近の金沢の目玉でもある金沢21世紀美術館へ。金沢市の真ん中に、まん丸の平たい建…
茶屋街見物へ。 木造の家屋がずらっと並ぶ、金沢最大の茶屋街。お土産屋さんや、洋風のレストラン、銭湯もあったり。休憩所は茶屋を見学でき、ボランティアの方が家屋の説明をしてくれます。 桃組という茶屋を改造したカフェでひと休み。 ここは加賀野菜と果…
私からのリクエストで泉鏡花記念館へ。 幻想文学として名高い文豪・泉鏡花。金沢の町が、あの妖しくも美しい世界を作ったのだなあ。 鏡花の生い立ちをまずゆっくりたどる。母親の存在が色濃いよう。作品に表れる、女性への潔癖なほどの賛美は母への愛情が基…
旅行二日目。 朝食はホテルのビュッフェ。野菜が新鮮で美味しく、期待してなかったので意外によし。 金沢駅近くでレンタカー。今日のお供はヴィッツ。 まずは兼六園へ。春の水戸の偕楽園に続き、三大名園を鑑賞できたのはうれしいところ。(別に制覇しようと…