je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

霧雨の箱根

GW休暇最終日。勤め先はメーカーということもあり、休暇が長いのです。平日だしせっかくだし、ということで遠出。前日の天気予報では晴れだったのに、朝から霧雨。そして晴れる気配なし。よしづみのばか〜!
とぶつぶちいいながら、まずは腹ごしらえ。以前から行ってみたかった、「みやふじ」というお寿司屋さんへ。ここはお寿司屋さんですが、「鯵丼」が有名です。テレビにもよく紹介されています。休日ならきっとめちゃ混みのお店ですが、この日はすいてました。店内はそれほど広くないですが、敷居が高いという感じはなく、気軽に入れます。
ということで、鯵丼を注文。わたくし、小さい頃から鯵が大好きで。10にもならない頃から、「鯵のたたき」が大好物という(酒呑み道がその頃から決定していたのね)。
噂に違わずおいしかったです。鯵はたれにからめてあるので、そのまま食せます。甘めのたれはしつこくなく、細かくきざんだガリが時おりちらちらっと顔を出すスパイスになって、最後までゆっくり楽しめます。
お店を出てご近所の「渡邊ベーカリー」で明日の朝食のパンを購入。いちごアンパンとメロンパンを買ったのですが、他にも菓子パン系の美味しそうなものがたくさんありました。イチゴアンパンはピンク色のアンが見た目も楽しく、味もナチュラルな甘さでした。
そしてつつじを見に強羅公園へ。雨はやまず、湿った空気の中での鑑賞でしたが、人が少なくゆっくり廻れました。鮮やかな彩りのつつじは、春と夏の間にふさわしい色と匂い。
そして「箱根ガラスの森美術館」へ。個人収集の美術館というのにもびっくりですが、それなのに割とクオリティが高いことにもびっくり。庭園や園内の建物はベネチアの街を模していますが、手入れが行き届いています。展示物も古いものから新しいものまで、決して数合わせや客寄せパンダのような作品はなく、趣味良く並べられています。“ヴェネチア・ビエンナーレ”の 100周年記念として、イタリアを代表する ガラス彫刻家・リヴィオ・セグーゾによる、大作“アドリア海の波”は今年いっぱいまでの展示との事。こういう大きい作品を持ってきてしまうところも、なかなか贅沢です。
雨の中歩き疲れ、横浜へ行く途中はついついウトウト。お茶をして、ちょっと早めのお夕食。中華街の「安記」というお店で、お粥を食べました。お粥専門店ということで、行ってみたのですが、お店はちんまりとした町の中華屋さんな感じ。でも、味はなかなかよかったです。だしもしつこくなく、かといって飽きず。鶏粥を頼んだのですが、よく蒸してある鶏がさっぱり食べやすい。
雨の日はなかなか足取りが重くなりがちですが、すいてるとそれなりに楽しめるものです。