je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

2020-01-01から1年間の記事一覧

配信観劇その③『The Winter’s Tale (冬物語)』(Cheek by Jowl, Barbican Centre, 2017)

英国の劇団チークバイジョウルの『冬物語』の配信を観賞。2017年、バービカンセンターにて。 5月25までの公開。 現代アレンジの演出。衣装も現代的に。メインキャストは上品な雰囲気だが華美でない。モダンなクラシカルという感じ。後半のキャストは田舎が舞…

配信観劇その②『ロミオとジュリエット』(グローブ座、2009年)

『ハムレット』に引き続き、グローブ座の『ロミオとジュリエット』を配信観劇。 (5/3で終了) This is your two hour warning!Are you joining us for #RomeoandJuliet on YouTube this evening from 7.00pm?https://t.co/aNCigDMKso pic.twitter.com/9szKj…

配信観劇その①『ハムレット』(グローブ座,2018)

YouTubeでグローブ座の『ハムレット』を観劇してみました。 (無料公開は終了。有料で観賞可能とのこと) 英語字幕つき翻訳なしなので、英語分からんわ〜という方は敬遠しそうな気も。ハムレットはよく知られてる戯曲だし、この演出はかなりシンプルで分かり…

アマプラ映画鑑賞『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』

アマプラで見た映画をいくつか。よかったのを主にちまちま書こうかなと。あまりネタバレしないようにします。 https://www.amazon.co.jp/dp/B07KM9BDG9/ref=nodl_ 『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』 当時の「ナンシー・ケリガン襲撃事件」を知って…

芸術のない世界など無意味〜『シェイクスピアの庭』

こんな世界になる前に、最後に映画館で見た映画。 この映画の感想を書けなかったのは、日々の生活を整えるための忙しさはもちろんだが、日が経つにつれてこの映画がしみじみ深い思いやメッセージに変わりつつあるのを実感したから。 あらすじは、最後の戯曲…

私とあなたと誰かの物語『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』

「個人的な感情を呼び起こす、とても個人的な内容の映画」 という風に思わせてしまう物語こそが、真に素晴らしいといつもドランの映画で思う。 感想や批評(これが批評と呼べるかどうかは別として)は、客観的であった方がよいのではという先入観がある。実…

三池崇史監督新作『初恋』はバイオレンスなボーイミーツガール

春の東映ヤクザ映画祭りだ〜!わっしょい!和製タランティーノっていうか、こっちがご本家の三池ワールド全開。楽しい楽しい新宿ノワール・バイオレンス映画。 でも純な気持ちがちゃんと描かれてる。 ネタバレあります。 小悪党のヤクザ加瀬(染谷将太)のツ…

ドキュメント風ドラマ「ヘンリー8世と6人の妻たち」

CSのスーパードラマTVで放送されていたイギリス制作の番組。全3話。 ドラマだが、時折プレゼンターのルーシー・ウォースリーの解説が入るドキュメンタリー風。ルーシーは現代の姿で所縁ある場所を訪ねる案内役を勤めつつ、ドラマ部分では宮廷の侍女となりま…

「ミッドサマー」はホラーかニューウェーブか?佐藤史生作品への類似性など

・あらすじ(公式より) 〜家族を不慮の事故で失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人と共にスウェーデンの奥地で開かれる”90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思…

ソン・ガンホにアラン・ドロンと同じ闇の眼差しを見た『パラサイト 半地下の家族』感想

アカデミー賞作品賞おめでとうございます。 まずは見て、なるほどこれは面白い。物語だけではなく、映画・映像としてできること、楽しめること、エンタテイメントを熟知し、小さくもまとまらず、かといって高い志的なものに惑わされず。楽しめました。 考察…

サイモン・ラッセル・ビールは素晴らしい『リーマン・トリロジー』@シネリーブル池袋

サイモン・ラッセル・ビールはかわいい。 そして途方もなく天才的な俳優である。 注意)↑という話しかほとんどしてません。ネタバレはあります。 私は広島東洋カープのファンなので、サイモン・ラッセル・ビールをカープの選手に例えるとするなら 「新井さん…

『ヘンリー八世』さいたま芸術劇場

久しぶりのさい芸でシェイクスピア。 ネタバレありの感想です。 ヘンリー八世はシェイクスピアの晩年の戯曲とも言われ、そして共作。 地味であまり上演されたことがない作品ということで、先に原作読んでから見ました。 エリザベス一世の父で、6人の王妃をと…

『メアリ・スチュアート』ポストトーク2月5日(メモ)

jeu

2月5日のソワレ後のポストトーク。備忘録。思い出しメモなので記憶違いあり。 ネタバレあり。 ・舞台上に椅子5つ。左端に司会者。その隣に演出の森新太郎さん。右端に野村萬斎さん。 ・本来の席順は違った(萬斎さんセンター寄り)だそうだがたまには端にと、…

『メアリ・スチュアート』世田谷パブリックシアター

jeu

あらすじ(公式サイトより) 16世紀末。 イングランド北部にたたずむフォザリンゲイ城に幽閉されている、スコットランド女王メアリ・スチュアート(長谷川京子)。 ロンドン・テムズ河畔のウエストミンスター宮殿の玉座を支配する、イングランド女王エリザ…

ブログ復活してみます(予定は未定)

長いことほったらかしなブログでしたが、復活してみます。 主に観劇、映画鑑賞の備忘録として。たまにライブのことも書くかも。それ以外のことはめんどくさいので書かないと思います。 ブログやってなかったのは、中国駐在中に金盾のせいで見られなくなって…