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中国茶のおけいこ・緑茶飲み比べ

この日は久々の中国茶のお稽古。
このお稽古も3年目となりました。
といっても、途中、夏休みや春節休みなどの長い休みがあったりで、のーんびり続けてきたのですが。
季節ごとにその旬のお茶を扱います。春なら緑茶、そして青茶鉄観音、烏龍茶)、紅茶、プーアール茶、とだいたいのお茶を教えて頂きました。しかし、中国茶は膨大な種類があり、他にも白茶、黄茶、岩茶などなども飲みましたが、まだまだ知らないことばかりであります。
さて、今日は緑茶の飲み比べ。
この時期は有名な「明前西湖龍井茶」を飲めるのです。清明節の前に摘み取られる若い初摘みの緑茶は、たいへん美味で、もちろん時期も限られることから貴重なお茶でございます。しかも、ここ広州ではいいものは手に入りにくいそうです。先生は上海でいつも買い付けに行かれて、その中でも特に美味しい明前西湖龍井をいただけるのです。
今回はしかも3種の明前西湖龍井茶を飲み比べ。

携帯写真なので色が分かりづらいですが、「梅塢」、「獅峰」、「西湖」と、三大地区からの明前西湖龍井。
そもそも、西湖龍井という種類だと思ってたので、そこからまた3種類もあるとは知りませんでした。
そして、これが先生が仕入れてこられた上海の「梅塢」。

500gでン万円、50gでもン千円というシロモノ。
色が今まで見た龍井の中でもひときわ鮮やかな緑。香りはきつくなく、さらりとした感じ。
葉がやわらかで繊細なので、お湯をいれてからもゆっくりと開いていく様は優雅でした。

味も苦味がなく、さらりとして、香りも柔らかく。
他の龍井ももちろん美味しくいただきました。しかし、この龍井は今まで飲んだことのない味でとても印象的。
お手前はもう習っているので、復習がてら交代でお茶を入れました。
中国茶は飲めば飲むほど、どんどん色んな味や香りを発見して奥が深い…。