je suis dans la vie

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海南島へ週末バカンス

ものすごいタイトなスケジュールで、中国のハワイと呼ばれる海南島へ行ってきました。
金曜日の夜、旦那ちゃんと仕事先で待ち合わせ、近所で夕食をささっと食べ、夜のフライトで海南島へ。広州から1時間ほどですが、今回ホテルが海南島の空港から2時間近くかかるところだったので、ホテルに着いたのは金曜日の夜中1時過ぎでした。
そういや、行きの飛行機は中華系航空なのに5つ星という海南航空だったのですが、座席も広いし、対応も良かった。だいたい中国国内を旅行すると、なんかしらイラッとすることがあるのですが、ほんとスムーズだった。
さて、土曜日はのーんびり朝寝して、まずはブランチへ。
やっぱりこれでしょう。本場の海南チキンライス

シンガポール・チキンライスともいいますが、本家本元はこっち。ホテル内のオールダイニングなのに、チキンもスープもライスも美味しかった。付け合わせもなかなか。
さすがに泳ぎませんでしたが昼間は暖かく、半袖でも大丈夫でした。海辺をお散歩。

波打ち際まで行ったけど、水がきれいでびっくり。
ホテルのバーでお茶しようかな、と行ったら、海南特産のお茶があったので飲んでみました。

「海南蘭貴人」というお茶です。青茶鉄観音等)に近い感じの味ですが、一口目のふわあっと鼻から喉まで伝わる香りが豊潤で。お花のような香り。くせもなく、いくらでも飲めちゃう感じでした。
茶杯も素敵で、二重底になっているので、持っても熱くない。茶器は売ってないようだったけど、茶葉を購入。
お部屋で少しごろごろ。DVDの貸し出しがあったので、時間つぶしに借りたのはこれ。
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泊ったホテルが撮影場所に使われているとのこと。1作目が北海道舞台だったので、中国で北海道ブームが起こったという作品の2作目。1作目も見たことあるんだけど、1作目の方が面白かったかな…。現代の中国の恋愛模様が分かる感じで面白いです。
夕焼けを見にまた海岸へ。

ここはほんとに中国なのかなあ…。
夕飯はホテル内の中華へ。北京、上海、広東、いろいろな料理が揃っていて、分かりやすい料理ばっかりだったので選びやすい。
私たちが食べたのはまたもやチキン。「文昌鶏(ぶんしょうどり)」という海南特産。

あとはわりと定番なものばかり。でも、はずれなしって感じ。

ここでも海南のお茶を頼みました。今度は「黎族鹧鸪茶(li zu zhe gu cha)」というのを飲んだのですが、ハーブティーみたいで、ピリッと少しスパイシーな不思議な味。旦那ちゃんがはまったらしく、後でまたバーで茶葉を分けてもらいました。そういや、海南特産のお茶というと「苦丁茶」というのも有名なようなのですが、お店の人があまりすすめないので、名前からしておそらく独特の味なのだろうな。
シーズンオフというのもあるけれど、お店の中も比較的落ち着いた感じ。途中で、離れた席の団体が一気飲み大会になって大騒ぎだったのが、中国っぽかったけども。
夕食後はレクリエーションルームみたいなとこでビリヤードしようと思ったんだけど、貸切で入れず、バーへもう一杯飲みに。昼間お茶を飲んだとこ。

夜のホテルのロビー付近。

ホテルの人は海南の雰囲気のせいなのか、すごーく暖かい感じの人ばかり。ニコニコして、みんなあたりがいい。中国旅行では、ホテルといえどもがっかりしたり、イラッとしたりはわりとあるので、ほんと中国いる感じがしなかったな〜。でも、英語ができるスタッフが限られてはいる感じ。今回、片言とはいえ、私の中国語がやっと役に立ちましたよ!学校行った成果がいまここに…(涙)。海南の人は「ゆっくりしゃべってくれれば分かるから」って言うと、分かりやすく優しく話してくれるのもありがたかった。広州の人はせっかちなのか、めんどくさがりなのか、途中で話を聞かなくなるので。
そんな中、中華レストランで騒いでいた人たちが何人か来て、なんだか知らないけどバーテンにまくしたてている。マネージャークラスの人が慌てて来たりして、ちょっとした騒ぎ。なんだろうな〜、と思ってたら、お店の子が「麻雀ができないって言って文句言ってるの」とこっそり教えてくれた。どうやら、レクリエーションルームで麻雀がしたかったらしいのだが、貸切で使えなくて文句を言ってるらしい。嗚呼、ものすごーく中国っぽい!
ま、そんなあっという間の休日。よく寝て、よく食べ、心も体も休めました。次の日は昼過ぎにホテルを出て、夜7時には広州の自宅に到着。
スケジュールはタイトだけど、意外と有意義な過ごし方かも。次はもうちょっと観光してみたい。
おまけ。ジェイ君も泊ったことがあるようですよ。隣のおじさんは誰…?