je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

猛暑の夜の夢(4)~Fuji Rock Festival―フジロックフェスティバル2023二日目参戦記(ヘッドライナー・エピローグ)

Foo Fighters (グリーンステージヘッドライナー)

GGPの後にオレンジで待ち合わせ。どこもものすごい行列で、ソフトクリーム買うのに1時間弱。誰が言うともなく、ヘッドライナーまで体力温存するために、ぐったりのんびり。オレンジに届くヘヴンのUAの声、移動中に聞こえたVaundy の声。

グリーンはいい感じに人が集まってたが、そこそこ余裕あり。

私は中間地点の椅子観戦エリアで座って見ることに。他は前方のスタンディングへ。

この時点でどうも熱中症ぽかったらしく、顔だけ熱くて仕方がなかった。ポカリの売り場でイオンウオーターを飲みなんとかひとごこちついたが、万が一は先に早めに宿に帰るかと思案。

なことを思っていたらライブ始まり。椅子エリアと思いきや割と皆立ってた。ちょうど通路の境目だったので、座っててもスクリーンは見えたし、ステージも少しは見える。「All My Life」でドン!とあげて、ステージも客席もわっと火が付く。隣が中学生くらいのお子さんをつれた4人家族だったので、お子さんがご両親の影響を受けてるのかな、という感じでほほえましい。

フェスが面白いなと思うのは、これだけビッグネームでも、古株やコアなファンの反応と、私とか世代的に聞いてはいるがライトリスナーな層、フェスをただ楽しみたい層などが全部シームレスに混じっている。単独ライブでもライト層はいるが、フェスだとその数がかなり多い。

都会のフェスとまた違うのは、フジの場合、ここまで来るのに時間と体力気力を必要とするので、そもそも参加することに意義がある的な感じで、誰が誰のファンとかそうじゃないとか会場に入るとどうでもいいのがよい。

体調がよければ一人でホワイトやヘヴンも行きたかった。熱中症は改善していたが、もう足もクタクタだった。

のんびり座って、野外ステージの音響もあるけどデイヴ・グロールの声量に圧倒されたし、グランドファンクレイルロードの「We're an American Band」みたいなある種クラシックな音圧とバンド構成も心地よかった。途中トイレ行って戻ってきたら、ものすごく音が厚くなってて??と思ったらギターが増えてた。デイヴのドリフっぽいMCも和んだ。

そんな感じでゆっくり見てたので、ちょうどステージ中央の屋根の上を、ライブ始まりに下手にあった月が上手へ半円描くように動いていくのも時々眺めていた。

バテバテで宿に戻り、なんとか風呂に入り、夜食も食べ。いろいろあれど、ケガもなく無事終了。

いろいろ思い出

途中涼を求めてドラゴンドラへ。これスキーシーズンはめちゃ高で、もともとのリフト代+αで払えなくて乗ったことなかった。普通だと山頂まで高速リフトを乗り継いでいくが、これだと一本で行ける。シーズンオフだと安くて、フジの時は特別運行してるので、確かに貴重な機会。大変だったのは、チケット買って乗り場に行くまでがすごい坂道。誰も転ばなくてよかった。

ドラゴンドラ命名ユーミン

これ山の稜線がすごくきれいな色になってた。カメラ越しで一瞬色が変わって、マジックタイムみたいな感じ。

ドラゴンドラ

フェスではフェス飯を堪能できなかったけど、次の日おいしいコーヒーや蕎麦やら、お土産買い物やら堪能。新潟いいとこ~。