je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

中国関係の本

中国嫁日記 一

中国嫁日記 一

40歳のオタク男性と、20代の中国人の若い奥さんの4コマ漫画エッセイ。
中国関係というか、どちらかというと夫婦エッセイものとして読んでも面白い。結婚後の価値観の違いを面白く描いてるんだけど、外国人の奥さんならでは面白ネタは「ダーリンは外国人」にも通じる。
日本語はペラペラの奥さんだけど、ところどころ間違って覚えてたり、同じ漢字文化だけど意味が違うので混乱したり、というネタは中国語習っている身としては逆なのでうなづけてしまう(「電気を消す」を「電気を閉める」と言ったり。「つける」は中国だと「開」という漢字で、「消す」は「閉める」という意味を持つ漢字なのです)。
他にも食文化、生活習慣など違いがいろいろ出てくるんだけど、著者の旦那さんがそれを楽しんでるのが微笑ましい。
奥さんのお姉さんが広州在住なので、広州で二人がお見合いしたエピソードも出てきます。
この夫婦は仲良いけど、前の会社で中国人の女性と結婚した人がいて(50歳くらいで30くらいの女性と結婚)、話を聞いてると、いつも奥さんがお金くれ〜ばっかり言ってて、奥さんの実家に多額の送金もしてて、しかも保険に入れられたとかいう話を聞いて、おいおい大丈夫か…と思ったものですが。あの人はまだ元気かしら…。

奈良美智・横浜手稿Drawing File」
中国で奈良美智さんの画集が!
え、本物???と疑心暗鬼だったのですが、どうやらちゃんと正規のルートで出版されたものでした。
2005年の横浜トリエンナーレで出展されたドローイング77点が収録。封筒、メモ帳、ノート、カード、使用済みの書類、ビラ、地図などに描かれた作品。
今気がついたんだけど、各ページにミシン目がついてるので、好きな絵を切り取って飾るのも可能。
お値段なんと183元。2200〜2300円くらいかな?
日本だと6000円くらいするそうですが…。どういう経緯で値段設定されたのかしら。
絵なので、中国だからといって別に中身が変わるわけでもないし、紙質もいい感じだし。
中国も少しずつ現代アートが浸透してるみたいだけど、海外の作品ももっと見れる機会があるといいな。