je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

「いいんじゃないですか」って言うな

24日の朝、旦那ちゃんが「熱がある、風邪だ」ということで会社をお休み。
様子を見てたのですが、何時間かおきに熱を測るたびに熱があがっていき、とうとう39度…。
中国では病院にいきたくなーい!という旦那ちゃんを叱りつけ、近所の日本人向けクリニックに電話。夕方往診に来てもらいました。往診って初めてかもー。日本は最近だとあまりきかないなー。
お医者様、看護師さん、通訳さんの三人が来て、すぐに診察。症状もきちんと聞いてくれたし、内診で肺炎の疑いもないとのこと。インフルエンザの検査もその場でしてくれて、安心できる処置でした。
インフルエンザは陰性だったので一安心。とはいっても、インフルエンザは後から陽性になることもあるので、明日も高熱ならまた来てください、とのこと。通訳を介しながらも、安心できる診察でした。
その30分後、薬剤師さんと通訳さんがお薬を持ってきてくれる。解熱剤と感冒薬。とりあえず熱を下げるため、もうろうとしている旦那ちゃんに解熱剤を飲ませ、しばし休ませることに。薬もアメリカのものなので、とりあえず安心。それと、何故かタミフルも処方されました。多分念のためなんだろうけどね。
しかし、旦那ちゃんの熱はまったく下がらず。それどころか、深夜すぎて40度を超えてしまった…!つらくて眠れない、熱い、関節が痛いと苦しそう。
弟が子供の時に、原因不明で40度の熱を出して入院したことを思い出してしまった…。
うんうんうなってるし、冷えピタ張っても2時間くらいでガピガピになるし、アイスノンはすぐなまあったかくなるし。
日本なら救急車を呼ぶところですが、ここは中国、そうもいかない。
解熱剤をまた飲ませるしかないのだけど、薬は「8時間」おきとあったので、まだ5時間くらいしか経ってないし、果たして飲ませていいのか…。インフルエンザならタミフルの方が効くのかも…と迷いまくり。
なので、保険会社のパンフに載っていた「24時間医療相談」に電話する事に。日本へのコレクトコールで、日本のお医者様につないでくれるサービス。
夜中とはいえ、いや夜中だからこそか?混んでいて、10分くらいしてやっとお医者様につないでいただけることに。
医者「…はい?(すごく小声)」
この時点で、不安がよぎる。「どうしましたか?」とか話を振ってくる気配なし。やる気ナッシング!な雰囲気がビンビン伝わる。
私「えーと…今日(と色々これまでの経緯を説明)。●●という解熱剤を飲ませたんですが、まだ8時間経ってないので飲ませてもいいかどうか…」
医者「飲ませたらいいんじゃないですか」
あのー…「いいんじゃないですか」って、それってどの程度の「大丈夫」って意味なのかな?もし飲ませてなんかあったら困るから電話してるんだけどな?私、日本人と喋ってるよね?外国人と話してないよね?さっき往診に来てくれた、中国人の通訳より日本語通じてないんだけど???
そこで引き下がればよかったんだけど、あまりに不安だったので、
私「あのー、タミフルは飲ませなくてもいいんですよね…」
医者「はああ〜?陰性なんでしょ?だいたい僕ならインフル陰性の人になんてタミフル処方しませんからね!(若干キレ気味)」
そーでしょー、そーでしょーとも…。聞いた私が悪かったよ…。でもどうしたらいいか分からなかったんだもん!!!
私「あのー、解熱剤と感冒薬両方処方されたんですが、どっちが効きますか」
医者「両方飲ませればいいんじゃないですか(←めんどくさそう)」
私「両方は飲ませてはいけないとありますが(ちなみに、奴に薬の名前説明済み)」
医者「じゃあ、解熱剤飲ませればいいんじゃないですか(←どうでもよさそう)」
出た!「いいんじゃないですか」さらに2連発!
くそー!心の中で「F●●● YOU!!!」と中指立ててたわよ。ありがとうも言わず切りましたよ、ええ。あんまりにも頭にきたので、呪いをかけようかと思いましたが(どうやって?)、名前を聞くのを忘れたわ―!
あーあ…。多分、保険会社と契約して深夜の医療相談やってるんだろうけど、だったらこんな仕事やらなきゃいいじゃん…。夜中だからこそ、困り果ててるわけなんですから。優しくとは言わないけど、もっと普通に対応してほしかった…。
多分、二度と電話しません。
あんな医者がいる日本と、言葉が通じないながらも誠実に対応してくれた中国人のお医者さん…。なんか日本の将来が不安になるよ。そりゃGDPも抜かれるわけですよ。
おかげさまで、やっと解熱剤が効いたのか、夜中の3時過ぎに旦那ちゃんは落ち着いて寝始めました…。
もう看病疲れっす。やれやれ。