je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

渡辺美里「美里祭り2009 輝く夏」@横浜赤レンガパーク 特設会場

今年も行ってまいりました、美里ちゃんの恒例夏ライブ(昨年も行ってましたが、ブログに書きそびれ)。
20年続いた西武球場ライブに区切りをつけて早4年。河口湖、横浜、幕張と場所を変え、今年は一昨年と同じ横浜は赤レンガ。

いつも行っている友人と馬車道駅で待ち合わせ。今年は横浜開港150周年博ということで、イベントをいろいろ開催しているせいか、ダンスパフォーマンスのイベントに出ると思われるお子様たちがたくさんいました。みんなキラキラ衣装で可愛らしいのですが、化粧が大人なので、なんか違和感が。でも、最近の子って大人っぽいよねー。
いつになく快晴のライブ日和ではあったのだけど、1昨年の横浜で帰り道にゲリラ雷雨にやられたので、日焼け止めグッズとともに雨除けグッズも持参。
ファンクラブ優先入場の14時半に会場着。列に並んでいる最中に、お祝いのお花を眺めてみる。最近は音楽以外のお仕事で知り合った方々が多い。さりげなく吉川さんからのお花もあり。ここ最近、いつも欠かさず贈ってくださっているのですが、やはり同世代ということかな?昔はあまり接点はなかったようだけど、心強い。
会場に入って、まずはグッズ売り場。パンフとスポーツタオルを購入。業者が変わったのか、ちょっとどうかな?という品質。値段も安くなってるのもあるけど、ある程度記念になるようなのがいいなー。モバイルサイトのスピードくじで当たったてぬぐいのはタダだし、使い勝手も良かった。後で、人が着ているのを見て思わず購入してしまったTシャツも、デザインはいいのだけど品質はまあまあ。
今回は出店も豊富。まずはガリガリ君のコーナーへ。全種類売ってたー。ガリガリ君ガリ子(?)もいたー。りんご味を食べたけど、他のも試したかったな。ちなみに当たりが出ると、ガリガリ君&美里コラボのストラップだったそうな(当たりませんでしたが)。
次はリボンシトロンのコーナーへ。こちらは購入者全員にリボンシトロンちゃん&美里コラボステッカーくれました。リボンシトロンは100周年記念ペットボトル。懐かしい味。

おなかがすいたので、美里亭カレーを。値段の割に量が少ないのだけど、美味しかったので思わずお持ち帰り用のルウを買ってしまって思うつぼ。

会場ではDJブースがあり、FM横浜のDJ光邦さんが放送中。1曲目は「雨上がりの夜空に」。ベタではありますが、美里ちゃんはこの曲好きで、よくラジオでもかけてたなー。この日のお天気にもぴったり。
開演までダラダラと日陰を探しつつ待つことに。本当にいい天気で、日陰が少なくてつらかった。。。幕張は逃げ場があったからよかったのだけど。西武も暑かったけど、あんまり気にならなかったなー。若かったからか?
ほぼ予定通りに5時に開演。美里ちゃんは青いセーラー風の衣装で登場。腰のあたりがチュチュ風に何重にも「盛って」あって、相変わらず「すっとんきょう」な恰好でしたよ。いんです、この人はこれで。美形だからギリギリ大丈夫なことにも気づいてないだろうな。美人さんなのだから美人な恰好をすればいいのに、と20年以上思っていますが、むしろいつまでもこのままで、美輪さんな世界に突入すればいいかと。
選曲は1曲目の「熱いふたり」とメドレーの「夏の歌」が意外だった。いい曲だけど、アルバム曲だし。それ以外はいつも通りな流れ。
実はここ最近、美里の名曲を作ってきた人たちがいろいろあったりして、複雑な気持ちで聞いてました。子供に罪はないじゃないけど、曲に罪はない、と思ったりして。決して責める気持ちではなく、時の流れの残酷さに切なくなってしまうというか。キヨシローさんはじめ訃報が多いのも、やりきれない思いだったのです。でも、始まる前に吉川さんのお花を見て、ここにも同じ思いの人がいるなあ…とちょっとほっとしました。美里はまったくコメントを出してないので、どんな気持ちで歌を歌っているのか分からないのだけど、「歌い続けること」が彼女の唯一の答えなんだろうな、と今は思う。吉川さんは今年25周年、美里は来年25周年。同世代でずっとソロで歌い続けている人ってあまりいないので励みになります。来年とかちょっとからんだりしないかなーと密かに願ってみたり(テイスト的にないでしょうけども…)。
映画「いけちゃんとぼく」の主題歌になった「あしたの空」は美里らしいさわやかストレートな歌。主流ではないけど、こういうじんわり染み入る歌がやっぱり似合うなあ。
秋発売予定の新曲「始まりの詩、あなたへ」はちょっと珍しい雰囲気だなーと思ったら千里君の曲でした。ああ、やっぱりという感じ。美里よりも女らしい詞を書くんだよね。
今回バンドメンバーは長いツアーがあったので、そのメンバーのまま。リズム隊が変わって今までとがらりと雰囲気が違う。昨年夏から長くバンマスをしていた有賀さん(Bass)が外れ、今年からは松永俊弥さんも外れ、古株の柴田俊文さん(Key)、山本拓夫(Sax)もいなくて。耳が慣れた音がないので、新鮮といえば新鮮。変わったとはいっても、さすがに長いツアーをやってきたので、音のまとまりはばっちり。むしろ突出した個性がないので落ち着いて聞いてしまった。有賀&松永コンビはジャズやアコースティックな雰囲気が色濃く出る大人な雰囲気があったのだけど、今回はよりポップ&ロック。特にギターの設楽さんはカッティングガシガシのロックなギター。美里ファンは80年代かフォークなギターの方が耳に馴染んでいるのだけど、美里は河口湖のライブあたりから、このテイストの傾向のギタリストを好んでいるよう。来年の25周年はツアーメンバー+特別ゲストでくるかな。昔は西武ライブだけ別にしてたりしたけど、最近はツアーで音作りしてみたいだし。
アンコールは1回だけですっきりと終了。美里ちゃんのお色直しも1回だけ。ちょっと物足りないかなー?とも思いましたが、音の満足度は高かったかも。照明、音響は良かったけど、球場ライブと違って、客席が平たいので見えにくい&席がせまいのが難点。あれってなんとかならんのかねーと思う。舞台をもっと高くするとかだめなのかしら。
おなかがすいたので、赤レンガのクアアイナでサンドイッチ。いつもハンバーガーなのだけど、こっちもおいしかった。
帰り道は横浜の夜景がきれい〜。やっぱ雰囲気はいいなー。

セットリスト
01. 熱いふたり
02. 世界で一番遠い場所

03. 〜メドレー〜

  • 夏の歌
  • 真夏のサンタクロース
  • 太陽は知っている
  • センチメンタルカンガルー
  • ムーンライト・サーファー
  • ソレイユ
  • お願い太陽〜夏のキセキ〜
  • 夏の歌

04. Steppin' Now
05. 夏が来た!
06. 跳べ模型ヒコーキ
07. BELIEVE

08. あしたの空
09. 10 years
10. ムーンライトダンス
11. サマータイムブルース
12. グッときれいになりましょう
13. 恋したっていいじゃない
14. My Revolution
15. 始まりの詩、あなたへ
16. すき

Encore
En.-1. ジャングルチャイルド〜渚のシンドバッド伊勢佐木町ブルース
En.-2. スピリッツ
En.-3. GROWIN' UP
En.-4. Lovin' you
En.-5. My Love Your Love 〜たったひとりしかいないあなたへ〜