je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

渡辺美里・うたの木seasons "オーケストラ"

6年ぶりのフル・オーケストラコンサート。恥ずかしながら、前回は逃してます。
新日本フィルハーモニー交響楽団とともに、聴く美里。なんだか、ちょっとオトナな感じで、新鮮。
季節は秋、そしてクラシックということもあり、少しセンチな曲が多くて、前半は悲しい心もちになってしまったのだけど、それだけにドラマティック。「シンシアリー」は、本当に久しぶりに聴いたな・・・。「ムーンライトダンス」はオーケストラがよく似合う。美里のバラードは、深い深い愛情がテーマなものが多くて、いつも自分の奥底に問いかけてくる。けれど、暗くなく、じんわりと染み入る。柔らかな管弦やピアノの音色が、美里の声に寄り添って、包み込まれるような感覚。
新曲「No Side」や、「トイ・ストーリー2」の歌「When She Loves Me」など、新しい美里の世界がここでお披露目。ディズニーの曲は、美里に合う感じ。
後半は明るく、元気な美里節で。美里曰く、「まだスタジアムの気分が残ってるの」だそうです。にしても、オーケストラで「恋したっていいじゃない」「夏が来た!」を聞くとは思わなかったわ。
美里がMCの際、一番前の列にいた男の子(小1くらい)に、うたの木のイメージキャラの犬のココモの人形をあげたら、その子が胸に挿していたバラを一輪、お返しに贈るなんて素敵なシーンも。うたの木ならではの、のんびりほんわかした時間になりました。
美里ちゃんを久しぶりにかなり近くで見られたし。なんか最近の美里は、満面の笑顔でほんとう、こっちも幸せになっちゃう。

その後、ともちゃんのダンスの先生の発表会へと恵比寿へ移動し、今度はパワフルなダンスを鑑賞。遊び心、独創性のある内容で、ダンスという体を使った表現方法も幅が広いなあと。そう考えると、今日は「表現する」ことにチャレンジし続ける人、しかも自分だけの世界を持っている人たちばかり見ていたのね。「見る」ってたいへんだけど、私にとってはすごく楽しいこと。特に好きなものを見る時はね、幸せです。