je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

BILLY CORGAN japan tour@SHIBUYA-AX(OA:syrup16g)

ビリー・コーガンのソロライブ。オープニングアクトにシロップちゃんが決まり、急遽参戦。5月のワンマン以来のシロップ。そんなに間は空いてないんだけど、やっぱりワクワク。セットリストは以下の通り。

  1. I・N・M
  2. 生活
  3. 神のカルマ
  4. Sonic Disorder
  5. パープルムカデ
  6. リアル

うわあ〜、ある意味サービス満点じゃん。人さまの場所でということでなのか、はたまた久々のバンドでということか、いい意味で緊張感があった。キタダさん側で見ていたのだけど、キタダさんのベースも大樹ちゃんのドラムもちょうどいいテンション。でも余裕があるという感じではなく、様子を見ながら確認しながらという感じ。AXは音がイマイチなんで、最初はドラムのスネアがよく聞こえなかった。聞いてる場所もあるだろうけど。五十嵐のギターはいつもより落ち着いてて、ちょっとうまくなったんじゃないの?よくやってる曲だからというのもあるかも。最近は新曲ばかりだったし。「Sonic Disorder」で大樹のドラムが爆発。ハシる、叫ぶ。キタダさんがぐいぐい引っ張られていた。「パープルムカデ」は圧巻。ただ、私のすぐ後ろにいた、ちょっとリラックスしすぎの外国人の笑い声が響いて、「リアル」に入る直前に五十嵐がちょいキレて「笑ってんじゃねえよ」とこっち見てつぶやいた。う〜む、だめだよう、人さまのお客にキレては!まあ、五十嵐らしいけどね。演奏はばっちり。

こちらは初見だったけど、kai嬢にいろいろお話は聞いていたので、なかなか楽しかったです。ビリーが出てきて、すぐに会場の空気が変わってびっくりした。本人じゃなくて、お客さんのね、なんか優しい空気になるんですよ!普通、アーティストが出ると「なんかくれ!なにが出る!」みたいな飢餓感の方が大きいんだけど、客の方が愛を送ってるんだよなあ。あれはすごい。ビリーも巨体に反して、小動物のような視線、大きく広げた腕や手、不思議にゆったりした空気ができあがった。
音もニューウェーブ色が強く、面白かったー。バンドも美形揃いで美しいわあ。基本はシンプルで、綺麗なメロディーだったので、バンドで聞いてみたい曲もあった。もう少し歌詞を聞き取ればよかったかなー。言葉の選び方が繊細だな、という印象。