je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

歌詞の事

U2の「With or without you」がグルグル回る、ので整理もかねて考えてみた(あくまで私の考えですので、間違ってたらすいません)。
あれって、アイルランド紛争の時の、引き裂かれた恋人同士の歌…だったような気がする。同じ土地にいながら別の国になり(後で調べましたら、「別の国」ではなく、「同じ国で別の宗教」でした。)離れて暮らしていてもつらい、会いに行っても周りの冷たい目にさらされる…。だから「君と一緒にいてもいなくても、つらい」になるんだって、なんかのライナーで読んだ記憶が。それを読んで、ただのラブソングじゃないんだってゾワっとした。今でもそんな国があるし。
五十嵐氏はもしかしたら「you」の部分を「music」に置き換えてたのかな…、なんて。本当に心から愛するものだからこそ、割り切れない、引き裂かれそうにつらい。具体的でないにせよ、好きすぎて、どうしたらいいのか分からない、という歌詞は五十嵐氏によく似合う。
ボノはもちろん平和を願って歌ったのだと思うけど、五十嵐氏は何を願ったのかな。あの歌はそのくらい、聖なる祈りに聞こえたよ。音楽への愛?シロップへの告白?
純粋であること、五十嵐氏がおそらくは常に音楽に対して保っている想い。痛いくらいに今ごろ伝わってきた。