je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

「ダーリンは外国人 2」

話題のマンガエッセイ。1に続き、kaiさんに借りました。
トニーの言葉への執着が相変わらず面白い。
「つかぬことってどんなこと?」「うちの近くにも欲しいよね『であいがしら』」「ぬかれるなら度肝がいい」とか、日本語って面白いよねえと気づくこと多し。
トニーは語学のスペシャリストなので、比べるのは恐れ多いが、一応「なんちゃって帰国子女」な私としてはトニーに共感した。小1でアメリカに行って、小3で帰ってきたときに、日本語が少ししゃべれなくなっていたので、不思議な日本語というのは今でも耳につく。「先公」って新しい先生の呼び方だと思っていたし、「『頬杖』ってどんな杖かなあ」って中学生まで思っていた。「『神のみぞ知る』はどんな『溝』?」とか20歳位まで考えていた(←辞書引けよ)。向田邦子さまの「眠る盃」を読んだ時はちょっと救われた思いだったのを思い出す。
あと、トニーの知人の「日本女性をなめている外国人男性」、昔はよくクラブにいたねえ。確かに、今でも「何故君は英語が喋れるの?」って聞いてくるのは(若い)外国人の男性。そんなに不思議か?日本人はみんな結構喋れると思うよ、英語。私は「喋れる」んじゃなくて、「喋っている」だけなんだけど。文法めちゃくちゃだし。そういや、電車とかでたまにその手の外国人男性が、分からないと思って英語で汚い言葉をわざと大声でしゃべっているのを見かけるとほんとムカツク。というわけでみんな喋りましょうよう。英語に限らず外国語も。