je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

広州の世界遺産「開平」日帰りプチ旅行

ずいぶん間があいてしまいましたが。
テストとか宿題とかいろいろ忙しくて〜。
と言いつつ、その間にお出かけしてきました。
4月のあたまに中国では「清明節」という日本のお彼岸のような祝日があり、短い休みではありましたが、せっかく旦那ちゃんが休みなので「たまには広州観光しよう〜」ということで、JTBのツアーに申し込んでみました。
広州市内から車で2時間ほど。畑や山やら、自然な景色(ってかめっちゃイナカ)の海平に、華僑が祖国に立てたおうちがいっぱいあるのです。華僑が「故郷に錦を飾る」という意味もある別荘。もちろんお金持ちが建てたものですから、西洋風の建築を織り交ぜた、(当時としては)豪華なもの。
最近映画やドラマの撮影場所になったということで一気に人気が出たそうで、この日もけっこうな人でした。
まずは15棟ほど、この時代の建物が残る自力村というところへ。
入口はこんな感じ。けっこうきれいかも。周りは畑ばっかりなんですが、おうちの行くまでの道は整備されていました。

家のてっぺんからの景色。家はどこも4階建て、5階建ての高さ。洪水が多い地域なので、そういう建築になったのだそう。

部屋の中はこんな感じ。東洋と西洋のミックスという感じ。

当時は一夫多妻だったので、第一夫人から第三夫人くらいまでいて、みんな同じ家に住んでいたのだそうな。各階ごとがそれぞれの奥さんの住まいで、各階にバストイレ、炊事場が。ガイドさんが「ケンカばっかりしてたそうですよ〜」って、そりゃそうだ。
ランチは今回、既定のものでなく街にある5つ星ホテルの食事をお願いしたのだけど、う〜〜〜ん…。あんまり食べるとこないそうなので、仕方ないか…。
その後に赤炊という昔の問屋街へ。

映画の撮影場所にもなっていて、ジャッキー・チェンの「酔拳」とかも撮ったらしい。確かに昔の雰囲気がそのまま残っていて、印刷所とか、バーとかもそのまま。お店はほとんど営業してなくて、お土産屋さんとかが路上に出ています。
ここの左奥の方にも映画撮影所があるのだけど、そこは見られなかった。この裏手は全部下町の住宅街で、住んでいる人もいっぱいいるんだけど、そこもまた映画の雰囲気。
最後は立園という、開平の中でも特にお金持ちの人が建てた広大なお屋敷。
これは母屋と、屋敷の主人の両親の家、お兄さん家族の家。

敷地がとにかく広いので、上記の母屋以外にも、客用の建物とか、死に別れた何番目かの奥さんを偲ぶための建物とか、回廊とか池とか。散歩気分で楽しめます。

移動に時間がかかるのと、グルメは楽しめないので少々難はありますが、なかなか見ごたえあり。