je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

佛山一日観光ツアー

お友達の広州滞在が実質2日しか動けないので、もう一日はJTBの佛山観光ツアーへ。
午前中は祖廟見学。祖廟とは、日本で言う神社のようなものです。中国では「道教」という自然宗派があり、祖廟はお参りするところ。

佛山はカンフーの有名なところだそうで、黄飛鴻という武術の英雄の記念館もあり、カンフーの実演もやってたりするそう。この日は時間が合わなくて見れませんでしたが。
佛山は陶磁器の有名な地でもあり、祖廟の屋根やあちこちに、たくさんの陶磁器の細工が。どこかで見たことあるわ〜、と思ったら、陳氏書院の屋根にある細工も、佛山産なんだそうな。広州の陳さんはとてもお金もちだったので、佛山から取り寄せていたのだそう。

これが道教の神様。日本の仏様と比べると、なんか悪そう〜な感じ。ふくよかで福福しいといえばそうだけども。もともとは蛇と亀が化けたものなんですと。なので、中国では亀を祭っていたりします。ここの大きな池にも本物の亀がたくさんいました。

あと、カンフーの葉問(イップ・マン)という人の展示も多くありました。この人、ブルース・リーの最初のお師匠さんだったそうで。数年前にこの人の人生を映画化したのがヒットして、ちょっとブームになっているそうな。ブルース・リーは親が佛山出身で、結局故郷に戻ることはなかったんだけど、佛山は今「文明都市」にするというのでいろいろ施設を作っている最中らしく、ブルース・リーもちょっとネタにしたいもよう。
ブルース・リーとお師匠さんの雑誌記事。習っていたのは香港で1年くらいだったそうですが、リーが有名になってから、再会したそう。

中国の獅子舞も少しだけ見れました。

切り絵のお店で切り絵を買った後に、ランチ。地元のホテルのレストランでしたが、相変わらずどうなのか…という。そのうち観光地化がすすめば、いいお店も増えてくるかな〜。街自体は広州ほどではないけど、まあまあ都会だったので。
午後は中国4大窯の一つの石湾窯へ。南風古窯という大きな登り窯がみられます。中国でもそうとう古いものだそうで、それだけに見ごたえありました。

古い町を生かして、中はお土産屋さんや、展示場がたくさんあり、実演なんかも。

今、ちょうど工事中で、まだ展示場など広げている最中のよう。陶器が好きな人は楽しいかも。子供向けのお教室なんかもありました。
真っ赤なブルース・リーがいっぱい…。きっと「ブルース・リーの故郷」で観光地化狙ってるんだろうな〜。

佛山は広州から30分くらい行けるのですが、帰りは道が混んでいて、1時間半強かかりました…。見るところがあるといえばあるし、ないといえばない。切り絵や陶器が好きな方には楽しいかな。私はきれいな切り絵を安く買えたし、祖廟も窯も面白かったので楽しめました。ほんと、ご飯さえおいしければ〜といつも思う…。