je suis dans la vie

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英語が公用語ってどないやねん

ユニクロが英語公用語ってニュースで話題になってたけど、う〜ん?って思ってた。
そしたら友人が教えてくれた内田樹さんのブログに「そうそう!」と思わずうなづいてしまったよ。
私はOL時代は英語を使って仕事をすることが多かったけど、「英語ができる=仕事ができる」ではないとしみじみ思ってた。
でも、周りにはそう思ってる人が多かったのも事実。だからこそ、英語だけじゃなくて、パソコンの勉強もいつもしてたし、会社人としてのマナーや、仕事のうえで必要な知識の方に重点を置いてた。
英語はあくまでもツール。
もちろん、それをメインにする仕事(通訳&翻訳)ならもっと高い語学力が必要だけど、それだって色んな知識が必要だしね。
職場で英語はできるけど仕事はできないという人も見てきて、そういう人が評価されたりしてるの変だって思ってたし。
英語できなくても、仕事できる人の方が絶対すげーにきまってる。
職場ではネイティブと無駄話できる人の方が評価されたりするんだよね。あほくさ。さぼってだべってるだけなのに。それをコミュニケーション能力というのは何か間違っている。
多分せいぜい2割か3割くらいだよ。もし日本で仕事してて、英語が必要な職場で、英語が占める割合なんて。
だったら、英語できなくても、残り7割8割ちゃんと仕事できる方がいいに決まってる。
職場で使う言葉は限られてくるから、それだけなんとかできるようになれば、慣れてくるし。
うちの父も、仕事の英語はできるけど、日常会話はさっぱりできないし。
でも、中国語を習い始めて、言葉が通じないというのがこれほどストレスなのか、というのはひしひしと感じている。
人と人が交流するのに、言葉はほんと大事なツールだとは思う。英語はその中でも確かに流通しやすいんだろうけど。
だけど、やっぱり、語学だけ重点置いてどうするんだよ。
「あなたはできるからそう思う」と言われそうですが、できた方が仕事の幅は確かに広がるけど、できないことでそもそもの能力が狭まるなら、できなくていいと思うという話です。
私はたまたまできることを仕事にできたけど、ほんとに「英語できてよかったな〜」って思うのは、日本の駅でアタフタしてる外国人を助けてあげた時くらいだもん。
今はユニクロや一部の企業、外資系に限られてるけど、こういう風潮が日本であんまり浸透しないほうがいいと思うけどなあ。
そもそも日本語が変な若い人も多いわけだし。
つーか、日本企業で仕事する外国人は日本語をしゃべればいいと思う。日本語世界共通語!くらいにやる企業があればええやん。
というわけで、中国語がんばろうっと。