je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

「セクレタリー」(ネタバレ少々)

日曜日は花見の予定が、なんだか二人して風邪気味で中止。しかしどうやら花粉症だったらしい。
ケーブルテレビにて、見そびれていた「セクレタリー」を鑑賞。

セクレタリー [DVD]

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ジェームズ・スペイダー好きにはたまらない映画です。
精神病院を退院したばかりの自傷癖のある女の子・リーが、秘書として弁護士事務所に雇われる。その弁護士Mr.グレイがジェームズ・スペイダー
リーは就職が決まったり、彼氏ができたりと新しい生活を始めたのに、アル中の父親や、自分に依存気味の母親などによるストレスで自傷癖が早々に再発。仕事中に自傷アイテムを広げていたところをグレイに見られる。グレイはすぐに彼女の心の病気に気づき、やさしく励ます。そんなグレイに惹かれていくリーだが、実は二人は段々と利害関係の一致したフェチ同士(つまりSとM)だった。仕事中なのに(だからこそ)、拘束具を嵌められたり、馬の格好したり、グレイの言うなりになり、恍惚の表情を浮かべるリー。
というような内容で、しかも題名が秘書ときたらエロイのかな〜と思いきや、あんまり露骨なシーンはないのです。R15なのに。しかし、「無表情で淡々とエロいことをする(もしくは話す)」ことにかけては職人技のジェームズ・スペイダーの存在感すべてでR15になったのだろーと思う。この人って、私は、「ぼくの美しい人だから」で、年上の女性にのめりこむホワイトカラーの青年役が印象的だったのだけど、その時にも「脱いでいない時の方がエロい」印象があった。「セックスと嘘とビデオテープ」なんかも、まさに何かしてるわけでないのに、一番セクシー。「ドリフトウッド」では、内容も内容だったが(無人島で女に閉じ込められる)、話の内容とかどうでもいいくらい、かつてこれ程にいるだけでエロい人がいただろうかと思ったもの。ちなみに、この映画で一番エロいわと思ったのは、グレイが自宅でランニングマシーンで走っているシーンです。汗びっしょりで、エンジの長そでTシャツがビタビタ。この監督って分かってるわー。
映画のオチはふーんていう感じで、きれいにまとめたかなと。秘書役のマギー・ギレンホールちゃんは弟のジェイクによく似てるよね…。ブサかわいい姉弟。こういう顔の犬っているよねー。それなのにスタイルがよく、ヌードがきれい。あと、この子、声が印象的。テレビつけっぱにして見てなかったのに、他の映画の声で気づいた。
ジェームズスペイダー話に戻りますが、今、FOXドラマの「ボストン・リーガル」出演中で、こっちにもハマってます。これもまた弁護士役。そしてエロい、ひたすらエロいセクハラ弁護士役。まさにコントでないアメリカ版セクスィー部長。これをコメディと弁護士ドラマのギリのラインで見せてしまう、デビッド・E・ケリー素晴らしすぎ。ただ、ジェームズがあまりにメタボってしまい、あのうるるんな瞳も肉と皺にうもれてしまい、わたくし、最初にドラマの宣伝CM見た時、「どうしてこんな禿デブのおじさんが主役なのかなー」と思って見てませんでした…。いや、変わりすぎだし。セクレタリー2002年、ボストンリーガル2004年で大して時間に差がないのになー。