je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

「KAMACHOP」@北沢タウンホール

大森南朋くんが出ている自主制作映画。この日、二回だけの上映という事で、行ってきました。
ですが、来年シネマアートン下北沢で公開との事。今回逃してしまった大森くんファンには朗報ですね!ということで、感想はネタバレなく、さらり〜と。
蒲池とチョップの二人の幽霊が主人公。天国に行くか、地獄に行くか、テストされることになる。そしてそのテストを行うのが、大森くん演じる「死神」。
どうやらシリーズ化されるらしいので、それを見込んでなのか、面白い設定。けれど、蒲池もチョップも、幽霊だけどものすごーく普通な感じ。飯も食うし、よく寝るし、トイレも行くし、どうやら性欲もあるらしい。
自主制作なのですが、映像もなかなか凝っている。下からなめるように撮った映像や、見切れるほどのアップ。引きの映像とアップの映像のバランスが独特で、フランスのヌーベルヴァーグの感じを思い出した。テンポもよく、無駄台詞もないし、俳優さんもうまい方ばかり。幽霊話という奇をてらった話かな、と思っていたら、割と淡々とした自然な話の流れにのっている。
上映の前に、監督が惚れこんで主題歌をお願いしたというRioさんのライブ。監督が、ネットでプロモを見てほれ込んだというその主題歌は、特にしみじみしててよかったです。
上映後は監督、俳優のトークショー。カマチョップの二人は、映画そのままの雰囲気で、いいコンビという感じ。
大森君は準主役、なのですが、かなり多く出てきて、久々にたーっぷり大森くんを満喫しました。