- 作者: ポール・オースター,Paul Auster,柴田元幸
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 1999/07/01
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 36回
- この商品を含むブログ (71件) を見る
柴田さんのあとがきの通り、「オースターの作品で一番希望が感じられる」。女性が主人公というのもあるとは思うけど、強さとずるさとたくましさ。人は死を思いながら、生きたいと願う、矛盾した生き物なのだ。
きっと世界の終わりはこんな感じ。
ビートルズが愛した女―アストリット・Kの存在 (幻冬舎文庫)
- 作者: 小松成美
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/02
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
会社の子が貸してくれた。厚いのに一気に読めた。映画「バックビート」のモデルとなった、女性写真家・アストリット K.。彼女の恋人であったスチュアート サトクリフ(ビートルズのデビュー前のベーシスト)を中心に語られる彼女の人生。
もしビートルズに出会ってなければ、彼女の人生はどうだったんだろう。もしかしたら、もっと平凡で、平和だったのか。でも、それはビートルズにとっても同じ事。アストリットに出会わなければ、ビートルズはなかったかもしれない。才能あるなしではなく、人は他人との摩擦によって生まれ、磨り減らし、再生される。なにもない人生よりはいい、とは言わないけれど、誰かを深く愛する、自分自身を諦めない、弱さも強さも目をそらさない。紆余曲折があったから、見えてくる幸せもある。「正しい人生」などないのだ。あるのは「自分だけの人生」。
- 作者: 上條淳士
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/03/04
- メディア: コミック
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
- 作者: 上條淳士
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/04/05
- メディア: コミック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
ちぎらといる時のカホが好きだなあ。男前。ちぎらは「TO-Y」でいうところのニヤ、「エイト」でいうとこのニカ。作者が一番愛情を注いでるように見えるキャラ。カホ、6巻では終始セクシーモード。青年誌での連載だったから、サービスカット多いのか?昔はナツ派だったけど、今はヒガが好きかも。
絵は6巻でやっと落ち着いてきた感じ。この作品は実験的だったのかも。