- 作者: 柴田元幸
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 1996/03/01
- メディア: 新書
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私が近頃もっとも愛する「ことばの魔術師」、柴田元幸サマ。生半可というスタンスがなんとも素敵。広い独自の視点、清流のように流れる涼やかな文脈。読んでいて、これほど気持ちよくなる人はいません。誤訳、妙訳についての面白話はもちろん、日々の生活を楽しく過ごせそうな随筆集。ぜひ一度デートしたい。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/04/13
- メディア: 文庫
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久々に再読。村上春樹の作品の中で一番好きだ、というと村上ファンに怒られるだろうか。この作品は最初の1ページが最高だ。初めて読んだ時のインパクトは凄かった。私がいなくなったら、誰か捜しに来てくれるだろうか、としばらく妄想にふけり、この本に恋をしていた。
どこに行く?迎えに来て。どこにでも行けるからね。
そうだね、そうね。そのとおり。