je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

「恋する妊婦」初日@渋谷シアターコクーン


久々の大森南朋くん。「隣りの男」に続く岩松了舞台です。
初日ですし、ネタバレないように、雑感を。

キョンキョンかわいー!ちっちゃ!声がいい!そして色っぽい…。
・風間さん、相変わらずうまいです…。以前、母と風間さんの一人芝居(4時間弱!)見に行ったのだけど、その時も旅役者の話で、今回と重なる。着物姿が渋さがあって、時代劇の所作や声の張りもさすが。とにかくうまい…。
・良々くんもうまいなー。岩松作品だとうまいような、と思っていたら、パンフでも同じようなエピソードがあり。
・砂羽さんはセクシー。生足が!座布団に生足ってなんかエロい。
・紙ちゃんかわいいっす。踊ってるときが特に。

そして大森君は。

・シルバー!
・デコ!
・ネギ!
・わー、イチ再来!
・声は聞き取りやすかった。
・舞台に馴染んで違和感なし。
・あ、セカンドバッグ似合うかも…。
・目線の演技がうまくなったなあ。

お話としては、岩松了ワールドここにありけり、という感じ。役者さん目当てで来た人はどう思ったでしょう…。分かりやすいほうではないかしら?どうかしら。
セリフの妙も相変わらずだけど、小道具の使い方もドキドキです。色っぽいです。こういうのを男の人が描くって不思議だ。「アイスクリームマン」での顔にマジックで描くシーンもそうだったけど、普通のラブシーンよりズキッと来る。
風間さんの役の座長は、うちの父親が吐くようなセリフがあって、「あー、やだやだ」と思いつつ、「こういう人って、家族ではずるいなあと思うけど、周りからは最終的に慕われるのよね」と思う。空気が読めてんだか、読めてないんだか、いや結局読めてないけど微妙なラインでかわいいかなあみたいな。
あと、個人的に、八つ当たりのシーンとかが現状の自分の仕事と重なってつらかったっす。うーん、八つ当たりしてる側に自意識が低いと、ああなるのねー。自分もやってるんだろうけど、やられることが多いなあ、最近。
言わないとわからないけど、言わなくてもいいじゃん、いやまあ、そういうこともあるよってことで。ということが分かるようになっただけ、大人になったのかなあ、とか。
ああ、わかりづらい文章だなあ。でもそういう芝居です。