je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

GW旅行・その2 名古屋から伊勢へ

あいにくの雨。もともと雨なのは分かっていたので、この日は名古屋から伊勢への移動と、鳥羽水族館ジュゴンを見たらすぐにホテルへ入るという計画。
早めに起きて、朝ごはんがわりに「ボンボン」という喫茶店でケーキを食べる事に。前の日にドライブ中に看板をみかけて気になっていたら、相方が持っていた雑誌に載っており、掲載写真のケーキもこれまたおいしそう!ということで、これはいかねばと。

この喫茶店、なんともクラシカルな雰囲気で、革張りのシートがいい具合に色あせている。お店の中の飾りも、年代物のような西洋風の骨董品ぽいのもあれば、何故か日本人形も飾ってあったり。キッチンが見える席だったのだけど、缶に入ったバターとか、業務用の砂糖とか、昭和な感じ。お客さんも常連さんの、中高年の方々が我が家のように、コーヒーを飲んで、そこだけ時間がゆるやかになったよう。最近は、スタバ系のカフェが増えて、こういういわゆる喫茶店は数が少なくなってきたけど、私はこういうお店大好き〜。松田優作探偵物語とか、濱マイクとかの探偵ものに出てくる感じ(分かります?)。
相方はシュークリームを、私は名物のロールケーキ。単価も200〜300円と、とても安価で、コーヒーを飲んでも二人で1000円もしない。常連さんばかりではあるけど、入りにくくはないです。店舗とイートインが分かれているので、ケーキだけ買いに行くのもOK。
その後、高島屋の隣のミッドランドスクエアへ。
相方がミッドランドスクエアに入っている「Santa Maria Novella Tisaneria」でハーブティーを飲みたいというので、11時の開店とともに入る。もとはイタリアに古くからあった薬屋さん。そのせいか、ハーブティーも美味しいけど、効能が強い!二人とも整腸&代謝促進のを飲んだので、飲んでいる間から汗がダラダラ。でも、お店の中もいい香りがしていて、ちょっとしたエステな気分。母の日のプレゼント用に、ローズヒップブレンドのお茶を購入。
きしめんの吉田で昼食をして、一路、伊勢志摩へ。
途中、二見浦にある夫婦岩を見物することに。ただ、ここってば「カエル」さんが神様なのか、あちこちにカエルの岩がありまして・・・。私、駄目なんですよ、カエル。今にも動き出しそうなカエルに囲まれてドキドキ。雨だしねー、縁起いいのだろうけど。

その後、鳥羽水族館。幼いころに、よく家族旅行で訪れていまして、ここも幾度か。ジュゴンを見る前に親に「人魚がいるんだよー」と言われて、わーい!と見に行ったら、そこにはジュゴンが・・・。なんとなくがっかりした思い出が。
私が子供のころに見たジュゴンは、おそらく「じゅんこ」という名で、今は「セレナ」というフィリピンから来たジュゴンでした。私たちが行ったときは食事中だったので、顔を藻の中に突っ込んでて顔が見えない・・・。5分くらい待って、やっと動いてくれたのでよかったけれども。
他にも甘えん坊のラッコや、鮫や、アマゾンに生息する魚や、いろいろ珍しいものが見れて楽しかった〜。
写真はラッコのオブジェが公衆電話を抱えています。これは他にも、観葉植物とか抱えていた。

そして、今回の旅の一番の目的ともいえる志摩観光ホテルへ。
あれですよ、「華麗なる一族」で、万俵家が毎年お正月を過ごすという由緒正しきホテル。ドラマも見て、原作を読んでそこに出てきた「伊勢海老のクリームスープ」なるものと、英虞湾の夕焼けを見ながら食事、というのをしたかったのです。
生憎の天気で夕焼けは見えなかったけれど、薄曇りのおだやかな島の景色もなかなか。周りのお客さんも景色を目的だったのか「残念だわ〜」という声もちらほらでしたが。しかし、それを気にさせない食事のクオリティ!スープは本当に美味しかった・・・。ほっぺが落ちる、ってこういうことか。その後のあわびのステーキも、あわびが苦手な私でも、パクパク食べられてしまう。
ホテルの対応も、さすが老舗だけあって素晴らしかったし。過剰でなく、居心地もよく、雨の滞在もまったくマイナスになりませんでした。
でも、夕焼けは見たいので、また来たいかも!