je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

Syrup16g presents "UP TO THE WORLD#3@東京:Shibuya-AX

年おさめシロップ。

SET LIST
1. MURDER SEA PARADISE (仮タイトル)
2. ONE (仮タイトル)
3.イエロウ
4. 天才 
5. 神のカルマ 
6. 月になって 
7. ex.人間 
8. Drawn the light
9. ソドシラソ 
10. 落堕 
11. Your eyes closed
En1-1. 空をなくす  
En1-2. 真空
En2-1. リアル

しょっぱなから新曲。しかし、その後はいつものセトリ。ある程度、ライブのテンションのコントロールができるようになったのか、激しい選曲のわりに落ち着いた演奏。昔のインプロヴィゼーション感のある、ぴりぴりした感じはなく予定調和とも言えるが、演奏が安定していて、聞きやすい。
この日は前の方に行ったので、真ん中5列目くらいで、モッシュに耐えながらも五十嵐を間近で見る。ひげと髪型は相変わらず。冬のせいか、ちょっと太ったか?ギターはこなれてきたのか、前よりも音が安定してきた。サポートギターが入っていると、音が厚くなるのもあるし、五十嵐の負担が減るのだろう。奥行きのある感じ。最初はサポートの人のギターの音に慣れなかったが、パワフルなわりに最後まで音圧が変わらない安定感はシロップの音をかなりクリアにしているようだ。
この日は、前座バンドが二つあり、シロップライブとしては曲数も少なく、実は特筆すべきも無い、が、間があいてもある程度安定した演奏なのは、定期的に練習をしているのだろう。
前座バンドは悪くなかったが、似たような色合いになりがち。シロップと雰囲気を合わせてたのかもしれないが。もう少しシロップとは違う毛色のバンドを持ってきた方が、互いのためにもいいのではないか。そういう意味では、peridotsVOLAなどは、もともとの完成度も高いのだろうが、シロップとメンバーを共有しているのに、音はまったく違う色になっていたし(大樹ちゃんがそれだけすごいってことでもあるけど)。そういうバンドの後にシロップを持ってくると、緊張感があってよい。勝ち負けではないが、シロップを抜ける何かができればほしいところ。
さて、4月には久々のワンマンツアー決定。東京だけに行くか迷い中。