je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

924=923@SHIBUYA AX

毎年恒例の924。一番最初から参加しているイベントだけども、今年はシロップいないしー、とイジイジしてたら、直前で五十嵐バンドが出るとのことで、しかしチケットは売り切れ。今回に限っては、オクでゲットしましたよ。さすがに。
毎年9月24日に開催ですが、今年は平日なので23日に開催、でもイベント名は924。
バンドは五十嵐バンドを入れて4つ。

若い!っていう感じ。AXはトップバッターは音が安定しないので、聴きづらい部分あり。モニターのかえり悪いのかしら?

めちゃめちゃノリがはじけてました。Discoサウンドなのでしょーけども、ギターがメタルっぽいし。テクノテケテケでもないし。

歌が力があってどっしりしてますねー。バンドのバランスも一番良かった。ドラムがよかったです。今回、ドラムの音が全体的に良かった。

  • 犬が吠える

・Vo/Gu.五十嵐 隆(ex.syrup16g)
・Gu.kono(te')
・Ba.ジョーコ(apnea)
・Dr.yoko(oak)

さて、五十嵐バンドですが、直前までどーいうのか情報はなく。スタッフTシャツの背中に、他のバンドの名前の下に「Inugahoeru」というバンド名があったので、これかいと思いつつ、始まりを待ちました。
緊張した雰囲気の中、五十嵐&バンドメンバー登場。五十嵐のTシャツに「犬が吠える」の文字。まんまかい!
ああ、五十嵐やせた〜&髪のびた〜と観客全員が思うと同時に、おおドラムとベースが女の子だー!という意外に意外な組み合わせ。
MCもなく、淡々と7曲。
歌詞は1曲目は「歩き出そう〜〜」など、前向きなのか?と思わせる。他の曲では「言ったことないそんなこと、会ったことないそんなひと」みたいな言葉遊びや、相変わらず内的世界なのもあり。ただ、音は、最初は落ち着き目な雰囲気で、ドラムもベースもシンプルにきざんでいるようだったのが、徐々に変則的&シューゲイザーな感じでガラっと雰囲気が変わったのが印象的。
シロップと比べてしまうが、シロップが鮮やかなメロディーとそれにつきつめた音のウネりであるなら、同じ内的世界の広がりを表現しているのにこうも違うかーと思わせられた。
このバンドはあくまで五十嵐ソロプロジェクトのユニットのようなので、五十嵐が今後ずっとこの方向性でやっていくかどうかは不明だが、自由に実験的にいろんな音を試していってほしいなあ。
前から五十嵐の繊細な音づくりには、スコーンと抜けた軽めのリズムが合うのではと思っていたので、女性のリズム体というのはなかなか当たりだった。
帰り道では「中畑君が後ろにいないってさみしい」とか、「もうシロップじゃないんだよねー」とかファンの複雑な思いがチラホラ聞こえました。うむうむ、いじらしいのう。