je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

大当たり

こうの史代がマイブーム。
参平さんという、やもめのおじいちゃんが主人公。事故で亡くなった妻が残した、家事記録(参さん録)をもとに、主夫業なんかもやりつつ、基本は息子夫婦と孫娘とのほのぼのストーリー。
こうのさんの描く男性って、粋なんだよね。ちょっと気になる女性に、「あんたが誰にも自分の気持ちは分からないと思っているうちは、俺は分かってやらない」とかさ〜。
すごく気が利くのに、それを言わない。でも、たまにお節介してちょっと反省、とか。男のかわいさとはこういうことである。最近は、男の子も作為的な優しさや、見栄えのよさばかりが横行してて、みんな女を引っ掛ける大事なフックがなくて、肌と同じでつるんとした男の子ばかりでつまらない。