je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

オリエンタルホテルでディナー@バンコク

夕食はオリエンタルホテルの中の「Sala Rim Naam」。
オリエンタルホテルはさすがに老舗なので、タクシーの運ちゃんは誰でも場所は知っているのですが、行きづらい場所のわりに距離が短いせいか、結構断られます。
オリエンタルホテルに着いてから、さらにホテルのシャトルボートに乗って、向こう岸にあるレストランへ。
短い時間ですが、船上からバンコクの夜景が楽しめます。

お店は予約して行きましたが、川沿いのいい席は宿泊客優先なようです。それでも、川に近い席なので、景色はばっちり。
お客さんは白人が多い。タイ系華僑の人もいましたが、白人の人と一緒に来ているビジネス関係な感じ。
コースもありましたが、今回はアラカルトで頼んでみました。白人のお客さんはコースを選んでいた人が多かった模様。
野菜や魚を4種類のディップで楽しむ前菜。大好きなミアンカムも。

中華風な味付けの鴨。

トムヤムクン。絶品でした。旦那ちゃんは今まで食べた中で一番とな。

なんだっけ…カレー?テラス席で光が少ないし、フラッシュもたけないので、ブレブレですいません。

まあ、とにかく美味しかった。コースは避けてみたのですが、次回はコースを試してみたいかも。
このお店はディナータイムの舞踊ショーが名物で、店内席ではショーを観賞できます。(8:30〜10:00くらいが舞踊ショーのようです)
ショーの前にテラス席に踊り子さんたちがちょっとだけ来てくれました。

食事のあと、オリエンタルホテルをうろうろ見学。


森瑤子や、山田詠美などの作家が作品の舞台にしていたり、有名な作家の名を冠した部屋があるオーサーズスイートなど、ほんとキラキラ素敵なホテル。
しかし、日本人にこのホテルを最も認識させたのは、永遠の中二病作家・辻仁成の「サヨナライツカ」ですかねー。てか、奥さまミポリン主演の映画でしょうか。そのせいか、写真撮影してる女性グループや、シャトルボートでは、映画の中でミポリン石田ゆり子が座っていた一番端っこの席で撮影会してたり。
ちなみに、原作読んだことあるけど、ブックオフで買い、すぐにブックオフへ売りました(笑)。あれじゃん、ジョン・ゴールズワージーの「林檎の樹」をパクってるよなー!まあ、森鴎外舞姫とか、この手の話は男性作家に多いテーマなのだろうと思いますが。
映画は映像は綺麗ですが、原作が原作ですからクソです。ええ。でも、タイ旅行の時に参考程度に見るのはいいかもしれないです。
私はどっちかっていうと、森瑤子「ホテル・ストーリー」を読んだ方が、イメージが崩れなくていいかなと。
私は「サヨナライツカ」を読まなかった方がよかったと思ったので。イメージが違いすぎる。辻は森瑤子サマ(とサマセット・モーム)に謝ってほしいとすら思うもの。