je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

「NANA」@日劇

豪華なキャストのためか、舞台挨拶付き初日の上映は満員御礼。劇場にはおしゃれな女の子がたくさん来てました。華やか。
主演の中島美嘉ちゃん、宮崎あおいちゃんはほんとーにかわいー!ヴィヴィアンの服かな?あおいちゃんは鮮やかなブルーのスカートから、長い足がすらっと伸びて、綺麗。美嘉ちゃんは意外とちっちゃくて、華奢。
Mちゃんお目当ての成宮寛貴くんは、相変わらずニコニコと愛らしい。受け答えも一番しっかりしてて、スターのオーラばっちり。「ノブ役を演じる時、気をつけたことは?」という質問に、監督の大谷健太郎さんの顔を見ながら、「監督と話し合いながら、監督の言うとおりに演じました」と、ニコニコしながら。愛されキャラですね。Mちゃんはタクミ役の玉山くんにもうっとり。
人気漫画の映画化ということで、出演者もイメージを壊さないように大変だった模様。プレッシャーがあったと、誰もが気にしていたよう。そのかいあってか、かなり原作に忠実に、見た目もキャラもきっちり映像化していた。セットも、小道具も、衣装も。ヤス役の丸山さんは本当にそっくりー。
内容としては、なかなか難しい部分も多かったかな、というのが正直な感想。ライブシーンは、美嘉ちゃんは本業という事もあってか、かなりかっこいい。ちょっと気恥ずかしいシーンも、難なくこなす。
ナナ派かハチ派か、という話をMちゃんとよくするのだけど、やっぱナナ派だな、私は。男気があって、一本芯が通ってて、でも愛する事に臆病で傷つきやすくて。ナナがレンと別れるシーンと、レンと再会して抱き合うシーンでゴン泣きしたよ。ああ、アホさ!そうさ!ベタに弱いよ!でも、私も意地っ張りな方なんで、崩れてしまうナナを抱きしめたくなっちゃったんだ。
「いつかあたしが歌うのに疲れたら、あの部屋で一緒に住もうよ」っていうナナの台詞が、一番ぐっときたかな。ナナの精一杯の素直な言葉なんだよね。
あと、映画は色が付くので、漫画ではイメージできなかった部分がはっきりしてよかった。ナナの赤いワンピ、ほんとーに可愛くて、切なかった。赤いワンピと、エンジニアブーツが欲しくなりました(影響されやすいなあ)。