- 作者: 夢枕獏
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 文庫
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シリーズも脂がのってきて、キャラがよく動きますな。そして、博雅はまことによき男じゃ。天然愛されキャラ。でも、私は晴明が結構かわいそうだなあ、いとしいなあと思う。なんでも分かっちゃって、悟って。だからってその能力を悲しんだりしてないのが、またさらに切ない。博雅くんよ、晴明くんのおともだちでいてあげてください。末永く。
Honey Bitter 2 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
- 作者: 小花美穂
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/02/15
- メディア: コミック
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Mちゃんに借りて、結構面白かった。最近の少女マンガは年のせいか時代のせいか、いいなあと思うものが少なくて。でもこれは話がきっちりしてる。テレパス能力がある女の子が主人公。それを仕事にしながらも、その能力によって傷つき、悩んでる。「人の心が分かる」っていうのは、多分かなりきついことだ。超能力がなくても、「分かる」人は敬遠され、恐れられ、孤独になる。晴明しかり。なんかそういうアンチヒーロー的なキャラに惹かれるなあ。
- 作者: 竹宮惠子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2005/01/28
- メディア: コミック
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こちらもテレパスもの。「私を月までつれてって!」の続編。やはり、設定に負けないストーリーテリング、キャラの心理描写は秀逸。「人の心が分かる」という登場人物を描ける、というのは上記2作もだけれど、作家の力が如実に出る。竹宮さんは大学のお仕事の方が主流になって、年1作くらいになってしまったけど、描きつづけてくれるのはうれしい。
- 作者: いくえみ綾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: コミック
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先日、「心は乙女☆」なNくんといくえみ話で盛り上がる。N君は「ひとめぼれ・おバカ」派、私は「同級生・切ない」派と、同じいくえみでもまた違う嗜好。これはどちらかというと後者。しかも「先生」アイテムが出てくるなんてー!ひー!反則ですよう。あとねえ、あれですねえ。「最初から好きだった」とか、「あの人だけ目立って見える」とか、いくえみサマにツボをつかれてイタキモですわ。いやはや。おのれはいくつじゃー!とか聞かないように。