je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

年下の男の子

毎日「総合課」という基礎授業があり、その授業で最近、生徒が交代で中国語でいろいろなものを紹介する、というのをやっています。これまで紹介されたのは「靴の種類」、「スポーツ」、「果物」、「食器」など。
今日は、私の大好きな「タイのきくちゃん」ことジョンシンリーの番でした。
やん、めっちゃかわいかった〜。写真撮ろうと思ったけど、変なおばちゃんだと引かれたくないのでがまんしやした。
ジョンシンリーが紹介したのは「報刊店」というキオスクみたいなお店で売っている物について。雑誌やタバコ、お菓子などの紹介。
先生の真似をして「はいっ、みんな一緒に〜『糖果(tangguo)*1』!」「声が小さい!大きい声でもう一度〜」なんておどけてたり。そして常に顔は笑顔〜。そして今日も黄色のパーカー。きっと彼のクローゼットは真っ黄色に違いない…。
そんなジョンシンリーに萌え萌えですが、何度も言いますが、顔は「先代・林家木久蔵(現・林家木久扇)」です。欽ちゃんや寛平ちゃんに似てるとも言う。
しかし、同学の日本人のYちゃんは、「堺雅人さんにも似てる」と言うのですが、それは常に笑っているというだけでは…。つーことは小日向文世さんにも似てるということなので、ありっちゃありなんですが。
そんなYちゃんと意見が一致して、うちのクラスで可愛い男の子は「ピン」っていうこれまたタイ人の男の子。椎名桔平を若くしてマイルドにした感じの子なので、なかなかスイート。ちょっと女子高生のように、「ピンってかわいーよね〜」などと二人でほざいてたのですが、ある日ものすごくがっかりする出来事が。
毎日、なんかしら小テストがあり、当てられた人は黒板に漢字を書いたりするんですが。それが、ピンが当たった時に、それはもうどないやねんみたいな字をピンが書きやがりやがったのですよ。もう書くっていうか、書きなぐるっていうか。どうしたらそんなに汚くできるの的な。黒板全体が、頭の悪い暴走族の落書きみたいなことになってしまうわけです。ピンの落書きで、他の人が書く余地がなくなってしまうので、先生も苦笑しまくりだし。
字が汚いっていうレベルを通り越してるので、Yちゃんも私も授業の後に「100年の恋も冷めるってこういうことだよね…」と、けっこう本気な感じでがっかりしてました。
日本人は「字を綺麗に書く」っていう意識が強く、「字がきれいな人はきちんとしている」とか「心がきれい」など、人格にまで関わるような考え方まであるので、仕方ないんだけどね。ごめんよピン。
ピンも私たちの変化をなにげに感じ取ったのかどうなのか知りませんが、最近は黒板に書くときは一生懸命丁寧に書くようにしているようです。書こうと思えば、書けるらしい。ただ、一文字くらいしか持続力がないらしく、途中からまた「暴走族の落書き」になるんだよね(笑)。顔が椎名桔平(モドキ)なだけにほんとに残念なやつ。
あ、今日はスナちゃんは若干静かでした。最近、さすがに教えてくれる人がいなくなってきたので、パワーダウンか…?とはいっても、リリアンやエミリーのとこに来て、「ノート写させて!」「これ教えて!」と言っては来る。言っては来るが、リリアンもエミリーも自分だって分らなかったりするので、教えられない。そういう時は困ったなー、と迷惑そうなんだけど、ランチタイムや授業が終わった後は仲良くしてて、まったくもってギスギスはしてないのでした。
いろんな国の人がいると、それはそれでいろいろあるのかなー、と思ってたけど、そうでもないみたい。まあ、だいたいマイノリティーばかり集まってるので、お互いに頑張ろうぜーっていう意識もあるのかなー。

*1:キャンディーの意