je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

どうでもいい日々の話を

いろいろ考えることの多い日々だったけど、普段は平日の8時半から12時まで学校にフツーに通っておりました。木曜日だけ午後授業と、中国習字のクラスを取ってるので、一日中学校にいるという。
まー毎日のように宿題は出るし、小テストとかあるし、先生の言ってることを聞き取れなくて大変だし。とはいえ、多少なりとも必死にやらないとあっという間においてかれそうなので、何も考えず勉強してるので、とりあえず気はまぎれるという。
そもそも、勉強は好きかと聞かれたら微妙。
秀才肌の弟に言わせると「ねーちゃんは、マンガばっかり読んでて、でも高校も第一志望に行って、大学も浪人しないで受かってズルイ」んだそうです。
高校が第一志望に受かったのはあれはまぐれだと今でも思うし、大学も浪人するはずだったんだけど、家計のために受かった大学に行っただけだし。受けたとこだって「おそらく受かるであろう」という予測のもとに、あんまり頑張らないで済むように選んでたし。だいたい、常人のレベルとは違うとこに進学したアンタ(弟)と比べないでほしいわ。なのに、今でも嫌味を言う弟。そのかわり、お前は就職活動で苦労しなかったじゃないかー、とねーちゃんは思うのですが。
ただ、うちらの世代は「偏差値」「受験戦争」「ベビーブーム」な世代なわけで、必然的に競争することが義務付けられ、教師からゴリゴリと強制的に勉強させられてたので、成績いい悪いは別にして、勉強するのが癖というかもうすでに「強迫観念」になってるんではないかと。もうほんと「ゆとり」とかありえないっつーか。あれはまさに「私の知らない世界」ですよ。
なので、勉強ばかりしてる日々。
学校はね、楽しいっす。もう色んな国の子がいて、いろいろあって面白い。
最近の話題といえば、中東のスナちゃんって子がものすごいKYで困ったちゃんでして。
スナちゃん、何故か辞書を持ってないので、授業中分らない単語が出てくると、先生に質問しまくる。教科書に意味が載ってる言葉さえも質問しまくる。そして先生が答えてくれないと、隣の席になった人に聞きまくる(席は毎回自由席)。答えてくれるまで、スッポンのように離さない。
スナちゃんがしゃべってる言葉は英語なわけだけど、そもそもスナちゃんも他の生徒も、みんな英語が第二外国語の子ばっかりなわけで、ネイティブなわけでないので、多少意思疎通にズレはあるのですよ。そんな条件のもとで、隣の席の子がスナちゃんに「中国語→英語」に翻訳して教えてあげるわけですが、

  • 英語の発音が各国によって違う(フランス語なまりやら、南米なまりやら)
  • そもそもスナちゃんの英語の語彙が少ない

というハードルというかビハインド?もあって、スナちゃんの隣になった人はそれは大いに迷惑千万なわけ。
先日は、スナちゃんの隣の席になったエミリーが教えてくれた言葉が分らなくて、最終的に私が助け船を出して教えてあげたんだけど、その時のたまったスナちゃんのお言葉が
「だってエミリーの発音が悪いんだもん。あんな発音じゃ分らないわー」
だったのです。
おーい。おめーの発音も全然よくねーぞ、ってか複数言語が公用語になってる国出身のエミリーの英語はふつーにいいんだけど。私が発音したのと別になんも差異はなかったので、何が悪かったのかまったくわからない。多分、私は若干ジェスチャーを交えて教えたから分ったのではないかと。そしてそもそも教えてくれたエミリーに対して、それは失礼すぐる(ということは彼女に伝えたが、分っていない)。
単に彼女は「私が分るように教えてくれなきゃいやっ」「分らないのは私が悪いんじゃないわ、あなたの教え方が悪いから」という考えのもよう。
なんか旦那さんがお金持ちで、もともとお嬢さんで、苦労してこなかったのかなー?っていう雰囲気なんで仕方ないのかなーという感じなんですが。
まあ、そもそも辞書買えよ。と何度か進言はしたんだけど、「電子辞書がほしいけど、どこに売ってるか分らないしー」とのこと。iphoneにしたら調べられるよという助言には「もうすぐiphone5が出るからそれまで買いたくないのー」だそうで。
エミリーはその日、ものすごい憤慨して、次の日から違う席に移動してスナちゃんを避け始め。そんなこんなが多くなり、最近はスナちゃんの隣になろうとする人がほんとにいなくなってきたという…。
私の隣は絶対にリリアンって決まってるので(なんかそういうことになっているので、誰も私らの席には座らない。自由席なのに指定席扱い。なぜ)、スナちゃんが私の隣になることはないんだけど、たまに後ろの席に座るので、そうすると背後霊攻めが始まるという。こっちはこっちで忙しいので、ほぼ無視してますが(極悪)。あたしはあんたの辞書じゃない〜(って言ったこともあるけど、効き目なし)。
ただ、はたから見てるとスナちゃんの天然ぶりは面白いので、結構クラスのアイドルっぽくはなってたり。
アイドルといえば、私のクラスのアイドルは「ジョンシンリー」っていうタイ人の男の子。これがねー、かあああいいい〜〜〜の。可愛いって、どう可愛いかっていうと、めっちゃ先代の林家木久蔵(いわゆるきくちゃん)にそっくしなんだよねー。しかも、何故か黄色が好きらしく、いつも黄色のパーカーやTシャツばかり着ている。いつかきくちゃんの画像を見せてあげたい…。