- 作者: 久保ミツロウ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/03/23
- メディア: コミック
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日本に帰って速効で原作全巻買いました。
音楽好き、マンガ好き、モラトリアム、妄想癖、ネガティブ…。ああ、身に覚えありまくり。そのせいか、感情移入、というか主人公がかわいくなってきます。しかし、この主人公、あまりにも動かない。超受け身なので、周りで動いてる登場人物が魅力的。
実は女性作家なので、女性の気持ちがリアルだなーと思うし、かと思うと主人公の親友の島田とか、モデルがいそうだなと思うし。人物描写がいいです。
主人公が好きなアーティストとか、あーはいはい!って感じだし、各回のタイトルが歌のタイトルだったり、遊び心も満載。表紙外すと、またそこにお遊びがあったり、あとがきも楽しい。
ドラマでは、使う楽曲も原作と若干変えてるとこもあったり、エピソードや台詞も変えてきてはいるんだけど、原作とのズレが無い。大根仁さん、すげーわと思う。
主演の森山君もハマリ役。主題歌「夜明けのBeat」のプロモは、大根さん監督で森山君が出てるんだけど、ドラマとまったく違って、これまたかっこよくてすげい。森山君てほんとはこんなにかっこいーのよね、って思う。
個人的に思ったのは、この主人公、Syrup16g聞いてそうなんだけど、出てこないんだよな〜。
- 作者: 清水玲子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/07/29
- メディア: コミック
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基本、最近マンガを買う時は画力の優れてる人しか買わないのだけど、清水さんはそこのブレがなくて安心して読める。時々、うわーって見とれちゃうときもあったり。
- 作者: 吉野朔実
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/07/30
- メディア: コミック
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暴力について女性作家(女性とか男性とか分けたくないけど、これに関してはあえて)が描くと、どうしてもこんなにも容赦ないのか。画そのものの残酷さに関しては、男性作家の方が破壊力があるんだけど、それは視覚的なものの方が大きいような気がする。そういうのは、後でもう一度その「画」を見たくないなあ、って思う。でも、この作品はもう一度「読む」のが怖い、と思ってしまう。暴力に関する過程や心理が、画だけでなく全体を通じてこっちに入りこむ感じがこわい。
同じ感じを味わったのは萩尾望都の「残酷な神が支配する」だったなー。あれも、人には薦めにくいが、自分的には生涯保管の超名作。
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/08/28
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今巻、綱吉編が終わったのだけど、4巻の時はこの将軍様あんま好きじゃなかった。でも、段々5巻の途中から彼女の悲哀が出てきて、6巻で右衛門佐が叫ぶ台詞にぐっときたー。こういうカタルシスが気持いー作家さんです。
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☆“夏休み思い出し日記・江東区深川スイーツ「Sakura Cafe」”アップしました ⇒id:star-s:20100825