je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

Carol King "WELCOME TO MY LIVING ROOM TOUR-JAPAN 2008 HER BEST HITS LIVE"@東京国際フォーラム・ホールA

キャロル・キング来日18年ぶりだそう。昨年、MJBとファーギーとのジョイントがあったのだけど、ちょうど新婚旅行と日程が重なって泣く泣く断念。ちょうど1年後に単独来日となって、よかった〜。
会場はやはり、年齢層高め。キャロル自身も御歳66歳!とのこと(ライブで”I am 66"と歌っていて気がついた)。そうだよなー、私が大学の時に初めて"Tapestry"を聴いた時、すでに超名盤だったしなあ。てか、うちの母ちゃんと変わらない年なのか!と思うとすげえと思う(うちの母ちゃんも結構元気な人だが)。
しかしライブは年を感じさせない声量と、最初から押せ押せのリズムでパワフル。声は本当にその美しい響きに感動。ほんものだー、とか思ってしまった。深くて、やさしい声音。低音も高温も安定して、その作品の暖かさがよりじんわりと。
基本ピアノの弾き語りで、ギター二人(時々一人はベースに)が交る。ピアノも本当に鍵盤の音がビシビシ音が響いて、当たり前だけどうまい。歌もピアノも、年季が入りまくりでいぶし銀。
先にオーチャードのライブを見に行ってた先輩が言っていたとおり、意外と大味(いい意味でがつんとくる感じ)でもっと繊細な雰囲気の人かと思ったら、カラッと明るく、ぐいぐい引き込むタイプのミュージシャンだった。
ベース&ギターの人は、2曲ほど歌って、キャロルの曲も途中のフレーズを歌ったり、かなり歌のうまい人であった。ツアー名の通り、キャロルのおうちで3人のセッションを見ている感じ。舞台のセットも、ソファ(座らないけど)と間接照明と観葉植物が置いてあり。
"Tapestry"の曲はほぼやったかな。"You've gotta friend"はボイトレの発表会で歌ったことがあるくらいすごい好き。サビを観客に歌わせたのは演出はいいけど、やっぱりキャロルの声で聞きたかったなー。"(You make me feel like) a natural woman"はもともとアレサ・フランクリンのバージョンで聞いたのが先だったなーとか思い出したり。"アリーmyLove″にハマってた時にさんざん聞いた"Home Again゛を生で聴けたのも感動。
とっても"make yourself at home"な大人でcomfortableなライブ。