je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

春を探しに

有給休暇をつかって、相方とお出かけしてきました。
まずは、横浜を出発して、三渓園へ。入り口を抜けると、大きな池。京都の燈明寺から移築された三重塔が見えます。静かな日本画の様な、整然とした風景に取り込まれ、一瞬で異世界に来たような心持ちに。

来た時は曇っていたのですが、段々晴れ間が見え、梅林ではほころんだ梅がキラキラ光を受けて、春を早々に感じられました。梅のほかにも、水仙、椿など日本の花がほどよく並んで、ゆっくりと歩きながら、静かな時間の流れに癒されます。

にゃんこが結構たくさんいて、お日さまにあたってぬくぬくと気持ちよさげ。「えさを上げないでください」という注意書きがありましたが、本人たちはそんなことも知る由もなく、我が家のように居座っているようです。

他にも、移築した大きな農家があったり、東京からそれほど離れていない場所で、古都を楽しめます。
そして、鎌倉へ。平日でもそれなりに混んでいて、修学旅行生が走り回っていました。鶴岡八幡宮をさらりと見て、遅めの昼食を取りに近くのお蕎麦屋さん「一茶庵」へ。私は柚子きりのお蕎麦、相方は三色蕎麦(田舎・けしの実・抹茶)を注文。わさびが単独でメニューにあったので、わさびが美味しいのだろうと、板わさを頼み、焼き鳥と一緒にお蕎麦が来るまでのつまみとして食しました。昼間から酒部。酒豪ジェンヌはまだまだ健在です。わさびは蕎麦についているのと種類が違うらしく、香りが良かったです。焼き鳥も皮が良く焼けて香ばしい。
柚子きりのお蕎麦は、柚子の香りが強く、柚子をまんま食べているような。相方の三色蕎麦を食べさせてもらったのですが、残念ながら柚子の香りに負けて味が分かりませんでした。ですが、変わり蕎麦といっても美味しく、今度はスタンダードなお蕎麦を食べに来たいです。土日だと混んでいて入れない鎌倉のお店ですが、平日に行くとゆっくり食事できて、かなり満足しました。
その後、荏柄天神社にて梅の花をまたまた観賞。コートもいらないくらい暖かく、休みを取った甲斐があった一日でした。

あ、でもなんだかんだバタバタして、前日に相方にあげたピエール・マルコリーニのチョコを一緒に食べられず…。バレンタインには男子から女子にも上げる習慣を、お菓子会社は提唱するといいです。売り上げ倍になるでしょ?