最近、サボりぎみの日記。忙しいような忙しくないような、いや、忙しかったのです。さて、そういいつつ、大森南朋まつりは細々と継続。
大森君の祝・おフランス映画デビュー☆作品でございます。
・・・見た人は分かると思うけどね・・・。映像＆音楽はいい。凝ってて、クオリティは高い。だけども・・・。これって、21世紀のヌーヴェルヴァーグなんだよね、きっと。と自分をごまかしてみました。
簡単にいうと、構成と脚本が甘い！そこをきっちりやれば、面白い話になった（かもしれない）のに。アイディアと監督の趣味（フェチ）を前面に出しすぎなんですな。「このシーン、意味ないけど！俺が好きだから！」って感じで撮り続けているんじゃないか（そのおかげで大森君のシーンが多い気もするが）。ドキュメントタッチ、といえば聞こえはいいけどさ。「製作は計画的に」って誰か言ってあげて。
でも、そのいいかげんさと、不思議なノリ、おフランスな空気は独特なんですけどね。アサイヤス監督のセンスはいいんだと思う。オープニングはかっこいいし。
