※ネタバレしてますので、注意!!!
3回も見てるわりに、なんか細かいことにまで気がいかない。たぶん小林さんのことだから、いろいろラーメンズネタとか入ってるんだと思うんだけど。指摘されたりして、後で気が付いたものの覚え書き。
- 日本語教則本を開いてるシーンの「くり、くり、くり」はラーメンズネタ。
- フィーリングカップルの話の時の、「新橋、しんばっし」もラーメンズネタ。
- 持ち出した本を返しに来た時のジェスチャーは浦島太郎。
- 開演前&後のアナウンスは多分、ジンダム(室岡さんという説も)。
- 「アリ」「シロアリ」は後で出てくる「有賀」への伏線かな。
- じゃんけんの勝ち負けは台本どおり。
分からなかったもの覚え書き。
題名の「レンズ」はあの虫眼鏡だよね。人が見落としてしまいがちな事を、名探偵書生の天城は自身の「レンズ」を通して見ている。ということなのか。単純かな。百色眼鏡にこじつけ過ぎの感もなくはないのだけど。今回は分かりやすくしたってことなのかな。伏線も盛りだくさんだし。初心者としてはうれしい部分もある。ただ、もっと謎めいて、混乱させてくれても、それはそれで面白かったんじゃねえかな、とも思う。
この日は昼公演もあったので、多分かなりテンションがあがっていたよう。客入りも良かったし。アドリブネタを引っ張ったので、終演も伸びた。芝居の神様、というか何かが降りてきた感じ。以下、アドリブの覚え書き。
- 久ヶ沢さんの刀を手に差しちゃうとこで、今日は血を止めないまま。ぴゅーって。
- 手錠をランプにくくりつけられて、「なんでだよ〜」って大森君の顔にペローンって小林さんの手が。
- 久ヶ沢さんに猫だましを何度もやって、「全部忘れた」「思い出した」「どっちかもう分からない」
- そして本編に戻ると「戻っていいのか?」と春菊さんの確認が。
小林君、帽子投げは水曜日にばっちり決まったので味をしめたのか、やり直ししてるし〜。でも2回目は大森君の足元に投げ、そっととってもらって衣紋かけにかけてもらうという(つか、いいのか、それで?)。
しつこいようですが、この週は大森南朋強化週間。
で、ダンディ☆ナオ様はというと、どうやってもステキングなわけですが(のわりに小林にかたむいてるじゃねえか、とお叱りを受けつつ)。あ、すげえな、と思ったのは、ものすごくテンションが高い周りに引きずられることなく、アドリブにも受けではあるけれど、焦らずタイミングや間を計っているところは、あ、うまいと思いました。センターに来た時は、それこそ何かひゅうっと「入って」いたし。ゾクゾクしたっす。
「舶来品だぞ〜」「おっかないんだ」「きん・ぱつ」「フィーリング・カップル」とかの台詞では、結構ノリノリでやってるのが良く分かった。すんげえ楽しそう!「よいではないか」っていう言い方は、個人的にツボだったなあ。伊賀さんの衣装もほんと良かった。ケツのラインがいいんですよ!初日はケツばっか見てたな。友人はデコばっか見てたが。歩き方とかもすごく意識してたし、カッコマンだった。
カーテンコールは3度もあって、みんなで帽子投げ。決まらなかったけど、楽しそう。
テンションの高さではこの日はバツグンでした。楽日についてはまた次回。