je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

小山卓司ライブ(5月7日 渋谷7th Floor)

実は初めてであった小山さんのライブ。1-2年前に活動再開したと思ったら、倒れたという話があったので気にはしていた。この日は“Singer Song Riders”と称して、井口一彦高橋研、田中一郎とのジョイント。年の順ということで、井口君が一番だった。次に小山さん(井口君曰く「年齢じゃなくて、一番年なのは小山だよね。逆に若いのは一郎さん」)。以下、小山さんのSet List。

  1. PARADISE ALLEY
  2. Escape
  3. 路傍のロック(新曲 仮タイトル)
  4. 種の歌
  5. 汚れたバスケットシューズ
  6. ジオラマ

小山さんのファンは男性が多い。井口君と研さんの時は女性の声も飛び交うが、小山さんの時は男性の声援ばかり。研さんとの対談で「小山とトム・ウェイツは男の世界。女性のファンはいないんじゃないか。」という話があった。そんなこともないとは思うけど。でも、なんとなく納得。小山さんの突き放したような尖り具合。そこが寂しくもあり、好きである。
この4人(四天王というらしい)が結束が固まったのは、やはり小山さんの倒れたせいらしい。田中さんの「小山のベルトを俺たちがゆるめた」「今日は鼻からシャンパン噴くなよ」というトークに、研さんが「小山を追いつめるなよ〜」なんて絶妙な掛け合いがあったり。そういや、小山さんはずっとお酒を飲まなかった(打ち上げでは飲んだ模様)。3人の優しさがよーく伝わる夜だった。受け止めている小山さんも穏やかな表情だった。
研さんの時に歌った「翼の折れたエンジェル(男Version)」を、最後に小山さんの希望で4人でオリジナルVersionを歌ってくれた。客席も大合唱。懐かしいなあ。いい歌だなあ。
今度は4人でバンドをなんて話も。楽しみである。