je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

KKプロデュース#4「レンズ」初日(2004/7/5)@サンシャイン劇場

※ネタバレ注意!でございます。

祝!大森南朋KKP初参加!
ちゅうことで、行ってきました。友人と4人で泡盛「南風(なんぷう)」を初日の祝いに抱えて。
ロビーには大森さんの交友の広さが現れたような、花の多さ。田口トモロヲさん、水橋研二君、北村有起哉君、大杉漣さん、などなど。ファン有志で贈ったお花は奥の方の目立つところに置かれておりました(kaiさん企画ありがと〜)。
林檎さんのDVD「百色眼鏡」をベースに作られたという本舞台。どんな雰囲気かな?といろいろ想像していったのだけど、大正風であるということと、大森君扮する刑事と小林さん扮する書生(後に探偵)の設定以外は、まさに小林賢太郎ワールド。ずっと笑いっぱなし。ラーメンズよりももう少し明るい感じ?っていうと語弊があるかしら。シュールなとこはあまりなく、分かりやすい舞台。「百色眼鏡」の二人の出会いという設定で、キャラももう少し具体的にふくらませてる。
大森君は初舞台のわりに、なかなか落ち着いて、周りの雰囲気にうまく溶け込んでる。出すぎず、引きすぎず。持ち味をいい感じで取り入れてる。まあ、確かに声は出てなくて、ハコも大きめだから聞き取りづらかったけど、初日の緊張もあるのでしょう。舞台の大きさを体で覚えて声を出す方向とか知って、発声をきちんとやれば、この辺の問題はすぐクリアできそう。ヘタにがなって声つぶすよかいい。演技は安定してるので、やはり長い間の貯金がものをいう。
小林さんはさすが〜というか、演出・脚本やって主演もやって、あのパワーはすごい。袴姿がかわいいのん。腰が細くて、メガネでぼっちゃん刈りなんて、ツボつきまくりっす。ちょっと惚れた〜。実物はかなりいい男。久ヶ沢さんはすごいパンチ力で参りました。アドリブもいいし、小林さんの世界を一番よく体現していたのでは。
内容は推理物。でも種明かしそのものより、5人のキャラが良く立っているので、かけあいなどの経過を楽しみました。舞台の美術も凝っていて、見る場所によってまた違いそう。
水曜、土曜、日曜と行くので(計4回ですけど、何か?)、また変化を楽しみたいです。