- 「プレゼント」
- 「あっさりショコラ（仮）」
久々にいくえみ綾を購入。ヴィレッジ・バンガードの「僕は矢沢あいよりいくえみ綾を読んでる女の子が好きだ」という手書きポップにつられて買った訳じゃない。が、それを書いた男子は中々センスがいい。でもね〜、いくえみは女子のものなんよ。男子には読んで欲しくないなあ、なんて。
いくえみがすごいのは、私が小学生の頃から人気があって、それを今も第一線で描いているところ。おそらく彼女と同世代の少女マンガ家は、レディースコミックや青年誌など河岸を変えているはず。時代とともに「少女」の定義が変わるから、ニーズが合わなくなってくるし、マンガ家自身も大人になるからいつまでも子供向けなのは描けなくなるのかもしれない。
でもいくえみはずうっといくえみのまま。これって結構すげえと思う。
昔に比べたら、登場人物がすぐHしちゃったり、純愛はなくなってるんだけど、いくえみは昔から「人を好きになる気持ち」っていうプリミティブで分かりやすい所を外さない。だからいつまでも受け入れられるんだろうな。
