je suis dans la vie

ライブとか映画とか芝居とか。ネタバレ有り〼。

924@SHIBUYA-AX

3時からのイベントでしたが、のーんびり、着いたのはもう6時近く。ちょうど休憩のときで、ちょっと疲れたような若者がわさわさ。
6時から、「前説」ということで、バズラの鉄平くんが。「トイス!」と客をあおる。なんのことか分からなかったのですが、次のポリシックスのハヤシ君の掛け声ということが判明。
ポリは初めてだったのですが、噂にたがわずものすごいテンション。音もですが、ハヤシくんの動きやあの甲高い声に押されまくりました。演奏は激うま。
ところで、ハヤシくんの不思議な動きを見ながら、この様子どこかで見たことが・・・。あ!ブンブンのにゃかのに似てるんだ!頭をぶんぶん振りまくり、横に縦に不思議な動き。違うのは、ハヤシくんは計算してると思いますが、にゃかのさんは天然です。ええ、きっと。しかもハヤシくんは声がかわちまさんで、ひとりブンブンだわ・・・。とニヤニヤしてしまいました。にゃかのさんとハヤシくんのセッション見てみたいなあ。うまいけど、面白いであろう。二人で「トイス!」ってやってほしい〜。
そうそう、ポリのあのオレンジのつなぎは半そでになるのですね。ハヤシくんがその外した袖を振り回してたので、投げるかと思ったら、ちゃんとスタッフさんが回収しに来ていました。
最後の曲でアヒトくんがあのサングラスをかけてゲスト出演。まったく合わせてないのに、息ぴったりのセッション。
次にperidotsのボーカルさんがひとり弾き語り。しょっぱなからカバー。しかも「Without You」。この曲は大学の卒業公演で私もカバーした事があるので、うわ〜なつかし。でもなまじか歌詞を知ってるので、間違えてたのが分かってしまった。ああ、でも声がよかった。やわらかいハスキーボイス。するすると心に擦れてくる。そして「優しさに包まれたなら」「No Surprises」とカバーを続け、オリジナルを二曲。なんか、1曲目からの気持ちが持続してしまって、最後の方で思わずこみあげてしまいました。個人的に思い入れがあるというのもあったけれど、久々に声に酔いしれた。
BEYONDSは独特の存在感。ギターの方がひょろっとしてて、ちょい好みのシルエット。アヒトくんのドラムはハードなのか軽いのか、いつも分からない。スコーンと抜けるのに、ベードラは重い、なのに前のり、でもゆるゆると流れるしなやかさ。ニューウェーブな音なんだけど、メタルかフュージョンも叩くのを聴いてみたい。ボーカルの人は何故かおねえ言葉でした。演奏はがっつりうまかったのだけど、音が割れてしまって残念。ボーカルにエコーかけすぎてるのと、全体のバランスがかみ合ってない感じ。
そしてsyrup16g

  1. 新曲
  2. イエロウ
  3. 真空
  4. I’m 劣性
  5. 神のカルマ
  6. 春夏秋冬(カバー)
  7. リアル w/VOLA & THE ORIENTAL MACHINE

落ち着いた感じでした。新曲では「眠る僕を起こさないで永遠に」なんてまたビビらすような歌詞を!もう!いいさいいさ、もう心配するのにも慣れたよーだ。
I’m劣性はライブで初めて聴くかも?この曲のカッティング好きなので、またやってほしい。キタダさんのベースがかっちょよかった。しかし五十嵐は「40代になっても生きてんのか俺」と30代を40代に変えて歌う。生きてると思うよー。長生きするよ、あんたは・・・と言ってやりたい。
それにしてもびっくらしたのは「春夏秋冬」です。ええ、あの泉谷じいの名曲です。おお、なんと歌詞がはまるのだ。アレンジもいい。「今日ですべてが終わるさ、今日ですべてが変わる、今日ですべてが報われる、今日ですべてが始まるさ」なんて、シロップの世界だったのだわ。今度は拓郎さんの「どうしてこんなに悲しいんだろう」をやってほしいです。
ラストはVOLAを迎えて。アヒトくんと大樹のドラムセッションは圧巻。二人とも違う音で、それがはっきり分かる。でもぴったりのリズム。
昨年はシロップを見ながら、泣きそうでした。いろいろ落ちてた真っ最中だったので、五十嵐を見てほっとした思い出が。ええい、こんな男に慰められるなんて!と思いつつ。今年、思い浮かんだのは「浄化」でした。シロップを聞くと洗い流される気がする。たぶん、その生々しさと、切れそうで溶けてしまうような音のせい。