V20を目前に、渡辺美里ちゃんのイベント目白押し。
20年間のポスターや、パンフ、グッズが展示されている。もちろん、すべてというわけではない。でも、20年来の親友のともこちゃんと私の瞳を一瞬で潤ませるだけの歴史が、そこにはあった。ああ、どうして美里ちゃんは、こんなにも美しく、可愛く、強くて、優しくて、たおやかなんだろう。神様がいるなら、本当に感謝せずにはいられない。そして、V2からV19まで共に西武に通った友人がいるということ、誰にも負けない、何にも適わないほどの幸福を、この人は私に与えてくれたのだ。
ともこちゃんと、ゆっくりと回りながら、かわいいね〜とぽーっとなりながら、優しい気持ちになれた。お互いに、いろんなことがあったし、違う道を選びながらも寄り添う事は、多分奇蹟に近いと思う。つなぎとめていた、美里ちゃんという存在は、今はゆるぎない二人の間の共通語に変わった。
V20は素晴らしい日となるだろう、そして私の歴史の中で、忘れられない日になるだろう。でも、その日が来る事が怖く、さみしいねと、二人で言った。何かが終わるわけではないのだけど、やはりその日を迎えるのは、ひとつの区切りになってしまう。
ほんとうに、ほんとうに、こんなに誰かを想いつづけるだけの強さが私にあったのだと、びっくりしてしまう。それは自分の中から生まれたものではあるのだけど、やはり美里ちゃんがたくさん私に何かをくれたのだ。それは枝分かれして、また別の想いを生み出し続けている。
どこか外れた道に行きそうな時も、迷った時も、美里ちゃんは私の帰る場所だった。この人を知らなかったら、私は私でなかった。
もし今、かなえてほしいことがあるとしたら、8月6日に、一度もまばたきをしないでいたい。ただの一瞬も、あの人を見逃したくない。
私信。ともこちゃんへ。大宮ソニック、一人で行ってごめん。今度は一緒に行こうね。私はもう大丈夫です。ありがとう、これからもよろしく。Lovin’ U!
