je suis dans la vie

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点心教室(中級)@長崎屋

日本料理屋「長崎屋」での点心教室。広州駐在奥様にはかなりおなじみ。
面白そうだなー、とは思ってたんですが、昨年はずっと大学に通ってたりで時間がなく。
今回、初級をすっとばして中級を受けたのですが、というのも、一緒に受けたYちゃんが夏には本帰国なのであまり時間がなく、初級やってらんない!ということで、長崎屋のおねーさんに頼みこんで中級からのレッスンにしてもらいました。
しかし、初級があり中級があるというのには意味がある…と習いながらしみじみ思いました…。いきなり中級からやるのは難しかった!初級からやった方がほんとはいいですよ。
さて、この日のメニューは、虾饺(えび餃子)、餐包(餡子入り焼きパン)、七彩银针粉(七色の麺類炒め)。
先にパンを発酵させなければならないので、最初はパンの生地づくり。
先生が生地の材料を混ぜるのを、のほほんと見てたのですが、こねるのは自分で!ということで結構重労働な作業でした。
中国での駐在奥様向けお料理教室は、だいたいが先生が作るのを見てるだけのが多いというのを聞いてたのですが、ここは火を使う以外は結構自分でやることが多かったです。
そしてできたパン。

奥のが先生作、手前二列は私とYちゃんの。これは生地をこねるのに力がいる以外は、丸めるのもまあまあできました。ので、見た目もそんなに悪くない。
そして、エビ餃子。Yちゃんはこれの作り方を覚えたくて中級を希望したのです。
しかし、これがほんとーに難しかった!皮から作るのですが、皮がうまく薄く丸い形にならないし、具を皮に包むのも難しかったし。ああ、初級で皮作ったりしてれば多少慣れて中級にいけるっつーことなのね。
餃子の具を作る時もエビを手でこねてつぶすのですが、これも重労働。
えび餃子の作業の時ばかり先生に「不行!(ダメ)」と何度言われたことか…。
蒸す前の餃子。

先生のと混ざっちゃってるのですが、不格好なのが私らのですわ…。
そして蒸し上がった餃子。

全部味は美味しくできましたが、やっぱり先生のは皮が薄くてきれいだし、その方が美味しい。
そして最後に七色の麺類炒め。
これは麺が七色なのでなく、具材が七種類ということです。麺は餃子の皮と同じ生地を手で細くしたもの。私たちがやった作業はそれだけなので、これが一番楽チンだった〜。

先生曰く、「ホテルのレストランで食べたら115元するぜ〜」とのこと。何その細かい値段設定。
通訳さんがつきますので、工程もちゃんと説明してくれるし、分らないとこも聞きやすい。中国語が多少できても、やっぱり料理なんかの特殊な内容の会話は難しかったりしますね。
料理以外では、通訳さんや先生とちょっとおしゃべりしたりして面白かった。「先生何歳〜?」って聞いたら、「いくつか当てて」というので、少し少なく見積もって「27,8歳」って言ったら、「ひどい!僕は22歳だ…」と落ち込まれた。「ごめん、料理の仕方が手慣れてるからキャリアがあると思ったんだよ〜」って言い訳したら、「うっそ〜、33歳です〜」とからかわれたし…。
面白い先生でしたが、料理は厳しくて結構スパルタでしたわ。「好」「还可以」は言われたけど、「很好」と褒められはしなかったのでした…。